小学館文庫<br> フィッターXの異常な愛情

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小学館文庫
フィッターXの異常な愛情

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094065565
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

心も体も変わる、ランジェリーラブコメディ

広告代理店に勤める32歳の國枝颯子は、うっかりノーブラで出勤したある日、慌てて駆け込んだランジェリーショップ「Toujours Ensemble(トゥージュール・アンサンブル)」で男性のフィッター・伊佐治耀に出会う。
「脚を組むくせがある」「夕食はいつも8時以降」「20歳の頃から5キロ以上太った」「2年以上、恋人がいない」――フィッティングをしただけで、伊佐治は颯子の生活習慣をすべて言い当ててしまう。いい加減な生き方を指摘された颯子は、自分を見つめ直すようになる。
”女であること”を持て余している後輩の百田馨、旬を過ぎたスキャンダル女優の本城夕妃、女装の趣味があるクライアントの大狼社長、出産後のセックスレスに悩む同期の美鈴・・・・・・颯子をとりまく人々も、伊佐治のランジェリーの魔法によって少しずつ変わり始めて――!?
一歩前に踏み出せずにいる女子たちに贈る、前代未聞のランジェリー・ラブコメディ!!

【編集担当からのおすすめ情報】
女優の石田ニコルさん大絶賛!!
「年齢を重ねるとともに、気持ちや体型、置かれている状況がどんなに変わっても、『私は私でいいんだ』と思わせてくれるランジェリーがあれば、人生はきっと大丈夫。唇に赤いリップを塗ったときのような、ポジティブで強い気持ちにさせてくれるはずだから。この一冊がいろんなステージで、迷い、悩んでいる女性たちの味方になってくれますように」(解説より)

蛭田 亜紗子[ヒルタ アサコ]
著・文・その他

内容説明

広告代理店に勤める國枝颯子は、うっかりノーブラで出勤したある日、慌てて駆け込んだランジェリーショップで男性のフィッター、伊佐治耀に出会う。フィッティングを通して伊佐治からいい加減な生き方を指摘された颯子は、自分を見つめ直すようになる。“女であること”を持て余している後輩の百田馨、旬を過ぎた女優の本城夕妃、女装の趣味がある大狼社長、出産後のセックスレスに悩む同期の美鈴…颯子をとりまく人々も、伊佐治のランジェリーの魔法で変わり始めて―!?最高の一着とともに最高の恋が舞い降りる胸きゅんラブコメ。

著者等紹介

蛭田亜紗子[ヒルタアサコ]
1979年北海道生まれ。広告代理店勤務を経て、2008年、新潮社第七回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。10年、『自縄自縛の私』を刊行してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

66
たまたま見かけて。うん、良かった!すごく良かった!電車で読んでて泣いた。やばかった。雑居ビルにある女性の下着専門店。その店の男性フィッターと広告会社の女性営業、颯子のお話。こんな風に下着選んだことないな。ちゃんと選んでみたくなりました。下着ひとつで女性が、皆が、輝きだす!仕事も恋も人生も、なかなか思い通りにはいかない。それでもあがいて生きている。2人が想いあっていて良かった!ただ、タイトルには違和感かな。そんな感じてはなかった。2018/10/18

さおり

43
R18文学賞受賞者やし、タイトルや表紙のイラストからも少しエロい感じかもしれないと身構えましたが、全然そんなことなかったです。むしろお仕事小説と言われた方がしっくりくるような。「胸きゅんラブコメ」と書かれていたけど、後半なかなか辛い展開もあったし。まぁ、ハッピーエンドで良かった。読みやすい文章だったので、蛭田さんの他のお話も読んでみたい。2018/12/29

たるき( ´ ▽ ` )ノ

38
Kindle Unlimitedにて。このタイトルはどうなんだろう・・・?と思ったけど、内容は面白かった。下着ってこんなに意味があるのか〜!興味はあるけど敷居が高すぎる(^_^;)2023/09/03

buchipanda3

37
読み心地のいい物語だったなあ。普通のOLさんの仕事や恋愛の日常の泣き笑いを描いた連作集。コメディチックで楽しく読めただけでなく、日頃、溜め込んでしまっている悩みやストレスに効く話でもあった。思わずハッとするような言葉が盛り込まれていて自分を見つめ直すことの大切さを思い出させてくれる。何といっても男性の伊佐治が下着フィッターであるところが面白い。ズバリ言いすぎるけれど相手への気遣いとドクターのように冷静で的確なアドバイスで素直になる颯子の姿にも頷ける。最後はやっぱそうなるかという展開だけど素直に祝福できた。2018/10/07

みつにゃん

30
読友さんのレビューをみて興味を持ち、手に取った一冊。とてもよかった。最終話は思いがけず涙が溢れたけど、一番好きな章は『腹巻きと共に去りぬ』。爽快だった。実は去年久しぶりにフィッターさんにみてもらい購入したけど、今までのはなんだったのか…と愕然とした。いろいろ違ったし、今までの自分に謝りたくなって、それからは毎回見てもらおうと心に決めた笑 だからこの本にワクワクし、共感しまくり、改めて自分を大切にしようと思えた楽しい読書時間だった。2024/02/01

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