目次
第1章 文政期における水戸藩の『大日本史』編纂事業(年次順考察)―国立国会図書館所蔵『藤田幽谷書簡』所収書簡にみる
第2章 文政期における水戸藩の『大日本史』編纂事業(主題別考察)―国立国会図書館所蔵『藤田幽谷書簡』所収書簡にみる
第3章 小宮山楓軒の筑波紀行―『遊筑坡山記』の解題と翻刻
第4章 『島友鴎手簡』にみる小宮山楓軒と二本松藩士島友鴎の交友
第5章 川口緑野著『台湾鄭氏紀事』刊行始末
第6章 『水城行役日記』にみる川口緑野の水戸出張
第7章 津藩の『聿脩録』刊行と水戸藩―国立国会図書館所蔵『藤田幽谷書簡』所収書簡を中心に
第8章 豊田天功と青山延光の交友関係の一側面―国立国会図書館所蔵『豊田天功書簡』所収書簡にみる
第9章 国立国会図書館所蔵の内藤耻叟旧蔵書
余論 水戸藩の『大日本史』と国立国会図書館所蔵資料―所蔵資料への書誌学的・文献学的アプローチの試み
著者等紹介
井坂清信[イサカキヨノブ]
昭和22年茨城県水戸市生まれ。早稲田大学法学部卒業、同大学大学院文学研究科東洋哲学専攻修士課程修了、博士課程単位取得。昭和50年国立国会図書館奉職、支部東洋文庫長、資料保存課長を勤めて、平成20年退職。在職中は古典籍資料室・憲政資料室に長く在籍し、古典籍資料室では『貴重書解題』第十四巻「藤田幽谷書簡」、第十五巻「豊田天功書簡」の翻刻を担当し、憲政資料室では「安部井磐根文書仮目録」の作成と同文書公開に係わった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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