小学館文庫<br> イベリコ豚を買いに

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小学館文庫
イベリコ豚を買いに

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094063806
  • NDC分類 645.5
  • Cコード C0193

出版社内容情報

謎だらけのイベリコ豚を追ってスペインへ!

「本当にどんぐりを食べているのか?」「イベリコという町はどこにあるのか?」「安売りセール肉は本物か?」……。
レストラン、スペインバルはもとより、今やコンビニ、回転寿司でもごく普通に売っているイベリコ豚。高級食材として知られているはずのものが、いまや日本全国で手に入るのはなぜか?そもそも、イベリコ豚はそんなに沢山いるのだろうか?
著者はそんな素朴な疑問をいだき、取材を始めた。日本人が知らないイベリコ豚の「真実」を明らかにすべくスペインを目指した著者。幾多の困難を乗り越え、現地に辿り着いた著者を待っていたのは、驚きの連続だった。……。
ローマ時代の遙か昔からスペインで幻の豚を守り育ててきた熱き男たち。そして素晴らしい生ハム作りに命を捧げる職人たちとその家族のドラマを紡ぎながら、知られざるイベリコ豚の生態、そして食肉流通事情を解き明かしていく。さらになりゆきでハム作りにも携わることになり……。
多様なジャンルをテーマに、多くの傑作ノンフィクションを世に出してきた著者がスペインと日本を舞台に描く、読み応えのある食ノンフィクション。単行本時にメディア各社で大絶賛された作品がついに文庫化!


野地 秩嘉[ノジ ツネヨシ]

内容説明

レストラン、スペインバルはもとより、今やコンビニ、回転寿司でもごく普通に食べられるイベリコ豚。希少な高級食材のはずが日本のどこでも手に入るのはなぜなのか?そんな素朴な疑問を抱き取材を始めた著者。真実を明らかにすべくスペインを目指すが壁は厚かった。そして幾多の困難を乗り越え現地に辿り着いた著者を待っていたのは驚きの事実の数々だった…。ローマ時代の遙か昔からスペインで幻の豚を守り育ててきた熱き男たちと生ハム作りに命を捧げる職人たち。スペインと日本を舞台に描く傑作食ノンフィクション。

目次

第1章 見てきた人に会う
第2章 さまざまなハードル
第3章 イベリコ豚との対面
第4章 生ハムとは何か
第5章 新たな3つの仕事
第6章 サバイバル精肉店
第7章 ポークマーチャントへの道
第8章 プロと素人
第9章 新製品完成
第10章 5度目のスペイン渡航

著者等紹介

野地秩嘉[ノジツネヨシ]
1957年東京生まれ。早稲田大学卒業。出版社勤務などを経てノンフィクション作家に。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

65
現地のイベリコ豚の取材から豚自体を買うことになってしまう著者による、素人ながら達人たちとの商品化の試行錯誤の日々を描くノンフィクション。この豚の実態と現地の生産業者の話や、著者が商品開発で学んでいく。達人たちの情熱や日本の食材事情など、予想外に面白く一気に読んでしまった。すべての仕事に通じる自己啓発書的な内容だ。著者によると日本でイベリコ豚のことを初めて書いたのは72年の檀一雄のエッセイでの生ハムらしい。本場の生ハムの味を味わいたいものだ。良い読み物。2017/01/28

はっせー

53
皆さんはイベリコ豚を見たことありますか?私はない。本書はノンフィクション作家さんの野地さんがイベリコ豚について取材した内容をまとめたものになっている。しかしそれだけはない!なんと野地さんがイベリコ豚を2頭購入したのである。すごすぎる。その2頭をつかって商品開発をすることに。こんな本他にないな。面白いだけではなくビジネスもしることが出来る!2025/02/11

エドワード

26
何故かは知らねど、私はスペインが大好きだ。新婚旅行はスペイン、熊本マリさん、村治佳織さんのCDがズラリ並ぶ。「暗幕のゲルニカ」!すぐ読んでしまう。プラド美術館展があればすっ飛んで行き、展覧会の最後の食品コーナーでこの本に出会った。イベリコ豚は知っていたが、写真を見てびっくり、なんとスマートな!樫の実を食べる高級豚。ジャーナリストの野地さんの、イベリコ豚見たさから始まる生ハム作りの旅。食を業とする人々のすさまじい愛と情熱、まさにスペインだ。サステナブルな文化、なるほどと納得。生ハムが食べたくなって来たヨ!2018/08/19

黒猫

23
面白いです。作者が、イベリコ豚を見に行きたいという発端から紆余曲折を経て、イベリコ豚を売るところまで行き着いてしまう。イベリコ豚に関わるスペインの日本人や牧場主の情熱。イベリコ豚と言っても、主に二者あって。ホンモノのイベリコ豚は、「ベジョータ」というスペイン産のドングリを食べて育つものと、飼育し育てられる「セボ」という種類のもの。ドングリを食べるベジョータは稀少で、ディズニーの敷地の20倍の敷地に数百頭放牧されるのみ。目から鱗が落ちた。イベリコ豚のホンモノが食べたくなった!よし食べに行こう!2016/12/25

Yuuki.

22
著者の行動力(いや、腹のくくりっぷりか!?)が意外な展開を生む!!身近なのに知らなかった事が盛り沢山の読みごたえのある一冊だった。この本に書かれているように、私もイベリコ豚について認識を間違っている日本人の1人だった。そもそも食用の豚にこんなに色々な種類がいる事も、どのように育てられ、屠畜されるのかも全く知らなかった。作家である著者が初めて経験した商品開発の過程も綴られており、元々その業界では素人である著者の目線で書かれているだけに、大変さがリアルに伝わってきた。ベジョータの生ハム、いつか味わってみたい。2017/02/28

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