出版社内容情報
イタリア映画界の巨匠が新作を自ら小説化!
『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』などで知られる、イタリア映画界屈指の名監督ジュゼッペ・トルナトーレ。この秋日本公開の映画『コレスポンデンス(原題)』(ジェレミー・アイアンズ、オルガ・キュリレンコ主演)を自ら小説化した美しく切ないミステリーです。
若く美しい大学生エイミーは、大学の天文学者エドと密かに愛を育んでいた。あまり会えない中、メールやスカイプで知的な会話から他愛ないおしゃべりを楽しむ日々。
そんなある日、授業を受けているエイミーのスマホに、エドからいつものようなメールが届く。そしてまさにそのとき、教鞭を執っていた教授からエドの訃報が知らされる。混乱するエイミー。しかしその後も、折に触れてエドから愛にあふれたメールや手紙が届く。エイミーは謎を解き明かすため、エドの暮らしていたエジンバラへと向かう……。
自身の映画の脚本も数多く手がけた巨匠による、温かくも悲しい恋の謎を軸に人間の喪失と再生を描く物語。
ジュゼッペ・トルナトーレ[ジュゼッペ トルナトーレ]
中村 浩子[ナカムラ ヒロコ]
内容説明
密かな逢瀬を重ねていた、天文学者エドと大学生エイミー。ある日の授業中、エイミーはエドから他愛ないメールを受け取るが、その直後に彼の死を知らされる。突然の知らせに動揺するエイミー。しかしその後も、エドから心のこもったメールや手紙、DVDが次々と彼女の元に届く。エイミーは矢も楯もたまらず、彼の自宅のあるエディンバラ、そして二人にとっての思い出の地・ボルゴヴェントーソへと向かうが…。『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』などで知られるイタリアの名監督が、新作映画を自らの手で初めて小説化した、喪失と再生と愛の物語。
著者等紹介
トルナトーレ,ジュゼッペ[トルナトーレ,ジュゼッペ] [Tornatore,Giuseppe]
映画監督・脚本家。1956年、シチリア州バゲリーア生まれ。86年、『“教授”と呼ばれた男』で劇場映画の監督デビュー。『ニュー・シネマ・パラダイス』でアカデミー賞、『明日を夢見て』『海の上のピアニスト』『題名のない子守唄』『鑑定士と顔のない依頼人』でダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞受賞。『ある天文学者の恋文』が初の小説
中村浩子[ナカムラヒロコ]
翻訳・文筆家。東京外国語大学イタリア語学科卒。本田技研工業勤務後に渡伊。『ラ・レプブリカ』極東支局長助手を経て翻訳・文筆へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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