小学館文庫<br> バウティスタの涙―隠し目付服部半蔵「遠国御用組」始末

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小学館文庫
バウティスタの涙―隠し目付服部半蔵「遠国御用組」始末

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  • サイズ 文庫判/ページ数 332p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094063400
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

将軍吉宗の敵はイスパニア! 新感覚時代劇

八代将軍吉宗の御前試合で、秘技「飛燕殺」で柳生俊方に勝利した丹波半蔵は、吉宗の命により、その詳細の判らぬまま家人の三太夫と京都に向かった。待ち合わせとなった三条大橋で、いきなり大立ち回りに巻き込まれた半蔵。切り捨てた侍の瞳は緑色をしていた。
自らの天命を探す半蔵は、江戸からやってきたかすみや、旅籠「武蔵屋」の主人勝五郎、御射山の屋敷を預かる妖艶な夕霧など、味方となる人々と出会った。そして明らかになったのは、半蔵は伊賀者を統率する八代目服部半蔵なのであり、幕府を揺るがすような巨悪に対して、自らの裁量で成敗することができるということだった。
京都で起こっている一連の事件の黒幕は、実はイスパニアからやってきた“バウティスタの涙”と呼ばれる一味で、薩摩藩や裏柳生の勢力が一緒に行動していた。
そんな中、半蔵の手下となったかすみが、敵に捕らえられた。相手は、半蔵の持っている謎の金貨のついた首飾りを返せと言ってきた。敵との決戦のときが迫る!
女には弱いが、剣の達人であり、天性の勘の良さを供えた男・半蔵が、活躍するシリーズ第一作!

【編集担当からのおすすめ情報】
解説は、文芸評論家の細谷正充さん。「抜群の着眼点と、それをストーリーに生かす力量は、素晴らしいものがある」と俊英作家のシリーズ一作目に、大注目しています。

安芸 宗一郎[アキ ソウイチロウ]

内容説明

八代将軍吉宗の御前試合で柳生俊方に勝利した丹波半蔵は、吉宗の命により京都に向かった。待ち合わせとなった三条大橋で、大立ち回りに巻き込まれた半蔵。そこで、異国の金貨の付いた首飾りを入手した。そして、半蔵は自分が伊賀者を統率する八代目服部半蔵であり、幕府を揺るがす巨悪に対し、自らの裁量で成敗できるということを知る。やがて、一連の事件の黒幕は“バウティスタの涙”と呼ばれる一味で、薩摩藩や裏柳生の勢力も加わっていることがわかった。人質に取られた仲間を救うための、決戦が迫る。女には弱い正義漢、半蔵が活躍するシリーズ第一作!

著者等紹介

安芸宗一郎[アキソウイチロウ]
1956年東京生まれ。日本料理専門誌や小説誌の編集者を経て、2015年、『絵師金蔵闇の道しるべ 奈落』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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