小学館文庫<br> 六条御息所 源氏がたり〈上〉

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小学館文庫
六条御息所 源氏がたり〈上〉

  • 林 真理子【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094063370
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

林真理子、衝撃の『源氏物語』新解釈!

帝の子として生を受けた主人公、光は、生まれたときから”みたこともない美しい若君”と呼ばれ、宮中の女性たちの脂粉に囲まれて成長する。幼くして母と死に別れた後、臣籍に降下され源氏の性を与えられた光。やがて左大臣の娘、葵の上と結婚するが、その頃から様々な身分の、様々なタイプの女性たちとの関係に明け暮れる。そしてついには、母に生き写しといわれる、父=帝の妻、藤壺とも関係を持つに至った光。その藤壺が産んだ子は・・・幼い頃の光に、うりふたつであった。
平安時代中期の京都を舞台に描かれた、紫式部による、世界最古にして最高の恋愛大長編小説を、恋愛小説の神様=林真理子が再構築し、現代的アレンジを加えることによって誕生した”小説版源氏物語”の前編。原書での第一帖「桐壺」から第十三帖「明石」までを中心に構成。
これまで、日本文学史上の数多の文豪が手がけてきた”源氏物語の訳”ではなく、大胆な章立ての変更。さらには、本来登場人物のひとりにすぎなかった六条御息所の”ひとり語り”という革新的手法を用いることによって、世界的古典文学の名作が、現代人にとってリアルに楽しめる、光源氏を巡る性愛の一大活劇となった!

【編集担当からのおすすめ情報】
1,この上下巻同時発売に合わせて、林真理子さんの小学館文庫3作品『コスメティック』『anego』『秋の森の奇跡』と一緒に、『林真理子文庫フェア』を書店にて開催予定。すべてに林真理子さんの顔写真の入った特別文庫オビが入ります。
2,この上下巻同時発売に合わせて、9月1日発売の『Domani』『和樂』、9月7日発売の『Precious』にて、林真理子さんインタビュー+林真理子文庫フェア告知記事(4ページ?8ページ)を掲載します。

桐壺の更衣 6
空蝉の君 25
夕顔の君 84
若紫の君 122
末摘花の君 179
源典侍 217
葵の上 237
藤壺の宮 277
出京 297
須磨 335
明石の君 354

主要登場人物紹介&人物相関図 394


林 真理子[ハヤシ マリコ]
著・文・その他

内容説明

恋愛小説の神様=林真理子が、世界的古典文学の傑作に、新解釈で挑んだ意欲作。生き霊となってさまよう六条御息所のひとり語りで進行する手法、衝撃的な書き出しに、雑誌『和樂』で発表されたときには大きな話題となった。次々に繰り広げられる光源氏を巡る性愛の数々。不倫、略奪、同性愛、ロリコン、熟女愛…。あらゆる恋愛の類型を現代的感覚で再構築し、詳細に心理描写を施した。原書の第一帖『桐壷』から第十三帖『明石』までを中心に描いた、若き光源氏のノンストップ恋愛大活劇!

著者等紹介

林真理子[ハヤシマリコ]
1954年、山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒。82年『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が大ベストセラーに。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で第94回直木賞を受賞。95年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞を、98年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mike

83
源氏が無類の女好きの困った奴というのは知っていた。しかし六条御息所の語る彼は変態度増し増し😱10歳の少女をさらい、夜な夜な口づけするは、匂いを嗅ぐは、撫で回すはの性的虐待。義母を無理やり襲い子を孕ませその後も嫌がる彼女をつけ廻すストーカー行為。どうしようもないのは彼の罪の意識の無さ。気持ちが悪いが面白いので下巻に突入!2024/01/29

ワニニ

55
【月イチ@愛】古典の教科書と「あさきゆめみし」の知識のみでこれを読んだが、教科書に載せちゃいかん!と真剣に慌てた、生々しい情事の数々、剥き出しの女の感情が林真理子らしい『源氏物語』。それから、眩いばかりのあの方が、どうも案外そうでもないのがいよいよ好みな感じ(笑)しかし、あの時代の高貴な方々は“そういうこと”ばかり考えて暮らしているのだろうか。羨ましい(?)ような…いや、今とは違うんだから… 六条御息所(霊)が、自分の性格や気持ちを自覚して語るのが面白く、するすると読める。(その割に時間がかかったけれど)2017/02/02

くろにゃんこ

33
源氏を思うばかりに生霊となり、死後は死霊となってしまった六畳御息所が語る源氏物語。大人の女目線であり、ぼやっとしていたことまで赤裸々に書かれているので”え~””そうなの?””うわっ”となることも多々。そしてやっぱりどうしようもない奴だなぁとなりながら下巻へ。2024/02/29

シフォン

27
六条御息所の語りで、源氏物語の中の光源氏が女性たちとの逢瀬の際にどのように感じていたかかかれている。また、六条御息所からみた女性たちについてのコメントも興味深い。まあ、あの方は、全く、女たちは許してしまうのか、仕方がないと思っているのか・・・2016/11/29

まつこ

21
「あさきゆめみし」しか読んだことなかったけど、これは読みやすい。源氏を愛すると不幸になりますね…。優しく美しい源氏、明石の君に対する愛と冷酷さが怖い。下巻も楽しみ。2018/10/08

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