出版社内容情報
江戸・吉原遊女の悲恋を描いた官能純愛絵巻
時代は江戸、幕府で唯一公認された遊郭・吉原を舞台に、花魁たちの切なく華麗な恋が展開する官能純愛絵巻。本巻では、小見世の山田屋を舞台とした、遊女・朝霧と職人・半次郎の恋物語が始まる。女性セブンの好評連載コミックスで、累計37万部を記録したヒット作を一気に文庫化。
【編集担当からのおすすめ情報】
はかない宿命を負う遊女たちが綾なす恋模様が、美しく、瑞々しく、きめ細やかな筆致で描かれます。女性なら誰しもが実感する切なさ、愛おしさに、一人でも多くの方が触れていただけることを望みます。心の奥まで揺さぶられる官能純愛絵巻を、どうかご堪能ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1969年のドラッグストア
1
コミックス版で読んだけど文庫版買い直した。この漫画、1巻で見切ったらもったいないので初めて読む人は3巻まで読んでほしい......!2016/01/11
Wakana
1
せつなー(つД`)ノ 花魁ものは好きです。このお話は吉原衰退期のちょっこししょぼくれた感じがオリジナリティがあって良い。廓言葉は使わない、道中もほとんどない、三度のしきたりなど粋も無くなってきている…数少ない喜びすら失われて多くの悲哀が重なる世界。それでもプロの生き様を魅せようとする姿勢がかっこいい。 幸せエピもみたいな。。2015/08/15