出版社内容情報
北大路欣也氏、高橋英樹氏が推す時代小説!
秋月六平太は、かつて信州・十河藩の供番(籠を守るボディーガード)を務めていたが、ゆえあって浪人となる。いまは裕福な商家の子女の芝居見物や行楽の付添屋(これもボディガード)で身を立てている。血のつながらない妹の佐和は、六平太の再士官を夢見て、浅草元鳥越の自宅を守りながら、裁縫で家計を支えている。その佐和を嫁にやって、悠々自適の日々を過ごすつもりが、なかなかそうもいかない。次から次へ厄介事が舞い込むのだった。表題作「あやかし娘」、「武家勤め」、「むかしの音」「霜の朝」の四話を収録。
しみじみ笑えてじんわり泣ける、痛快エンターテインメント!
【編集担当からのおすすめ情報】
●脚本家の大物・金子成人氏が手がけたドラマ作品
時代劇の金字塔「鬼平犯科帳」「剣客商売」「御家人・斬九郎」、
刑事ドラマ「大都会」「西部警察」、NHK朝の連続テレビ小説(「走らんか!」)、
NHK大河ドラマ(「真田太平記」「義経」)等、多数!
オビコメントは、高橋英樹氏!
カバーイラストは、『JIN-仁』『龍-RON』の村上もとか氏が担当!
内容説明
十一代将軍・家斉の治世も四十年続き、世の中の綱紀は乱れていた。浪人・秋月六平太は、裕福な商家の子女の花見や芝居見物に同行し、案内と警護を担う付添い屋で身を立てている。外出にかこつけて男との密会を繰り返すような、わがままな放題の娘たちのお守りに明け暮れる日々だ。血のつながらない妹・佐和をやっとのことで嫁に出したものの、ここのところ様子がおかしい。さらに、元許嫁の夫にあらぬ疑いをかけられて迷惑だ。降りかかる火の粉は、立身流兵法達人の腕と世渡りで振り払わねば仕方ない。日本一の人情時代劇、第二弾にして早くもクライマックス!
著者等紹介
金子成人[カネコナリト]
1949年長崎県生まれ。72年『おはよう』で脚本家デビュー。97年、第一六回向田邦子賞を受賞。『付添い屋・六平太』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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