出版社内容情報
涙と一緒に、勇気と元気も出る感動ドキュメント!
鈴木ひとみさん??19歳でミス・インターナショナル準日本代表に選出され、その後モデルとなり、CMやショーで活躍する最中、22歳の時に交通事故で下半身不随となり車椅子生活に。しかし、懸命なリハビリを重ね、社会復帰、そして結婚。「車椅子の花嫁」としてマスコミで話題に。スポーツへの挑戦、家事、そしてバリアフリーアドバイザーとして活躍する彼女が、懸命に生き抜いた壮絶な16年を綴った話題の単行本、待望の文庫化。
内容説明
二十二歳、モデルとして活躍を始めた矢先の交通事故。両脚の自由を失い、車椅子での生活を余儀なくされた。生きる気力を失いかけながらも、恋人の愛と励ましを受け、そして凄まじいまでの懸命のリハビリを重ね、結婚。「車椅子の花嫁」として話題を呼んだ彼女が、数多くの困難を乗り越え、スポーツにも挑戦、社会復帰するまでを著した、愛と自立の十六年。命の尊さ、生きることの大切さ、そして愛し合うことの素晴らしさが伝わる感動のドキュメント、待望の文庫化。
目次
第1章 日常―車椅子で、現在を生きる(ノブと並んで歩く幸せ;“日本一”の手抜き主婦 ほか)
第2章 運命―人生を変えた事故、そして結婚(“あの日”のこと;命をくれたキス ほか)
第3章 変化―私を強くしてくれた人たち(世界を広げてくれた人;甘えを気づかせたひとこと ほか)
第4章 夫婦―ノブとふたりで歩んだ道のり(“本当の夫婦”になれた?;「三つのW」 ほか)
第5章 明日―車椅子を受け入れた私(私の命日;強くなった、母との絆 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
20
ミス・インターナショナル準日本代表に選ばれ、モデルとして活躍していた輝かしい経歴の著者が、結婚直前のある日の仕事帰りに交通事故で頸髄損傷という致命傷を負い、下半身の自由を失い車椅子生活に… 車椅子でも出来ることや楽しめることを模索し、明るく前向きに生きる姿に胸を打たれる。旦那様のノブさんもまた素晴らしい方で、どんな状況になっても前に進めるものなんだとお二人に勇気づけられた。車椅子を利用されている方ならではの苦労など、健常者の自分には考えが及ばなかったことで、なるほどそうだったのか…という発見が多々あった。2018/10/18
Yuka
1
モデルから車いすユーザーになった著書の生き方、旦那様の想いに心打たれる。2015/09/03