出版社内容情報
捜査一課に次々と送られてきた謎の白骨??「十津川警部 ある女への挽歌」 自称ハードボイルド探偵・左文字進が挑む難事件「三人目の女」「依頼人は死者」西村ミステリーの粋を集めた名推理対決をとことん味わえる一冊
西村京太郎ミステリーの粋を味わう十津川警部、名探偵左文字進の名推理対決!??捜査一課に次々と送られてきた白骨の謎を追う、ご存じ十津川警部の「ある女への挽歌」。アメリカ帰りの自称ハードボイルド探偵・左文字が挑むトリック殺人「三人目の女」。さらに左文字の愛妻史子が窮地に陥る「依頼人は死者」。読み出したらやめられないミステリーの華、三作一挙収載。
内容説明
警視庁捜査一課へ次々と送られてきた謎の白骨、誰が?何のために?十津川の推理が冴え渡る表題作「ある女への挽歌」。さらに、西村京太郎ワールドのもう一人の「名探偵」アメリカ帰りの“自称ハードボイルド探偵”左文字進の活躍を描く「三人目の女」「依頼人は死者」を所収。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。63年『歪んだ朝』でオール読物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞をそれぞれ受賞。十津川警部をはじめ私立探偵・左文字進シリーズでも数々のベストセラー作品を手がけ、その数三〇〇冊を超えて今に到る
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感想・レビュー
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麦ちゃんの下僕
137
オーディオブック。1冊で十津川警部シリーズ&左文字進シリーズ両方を味わえる短編集…なんですが、ミステリーとしての出来はイマイチ。十津川モノの「ある女への挽歌」は、展開があまりに“ご都合主義”すぎ(苦笑) 左文字モノの「依頼人は死者」は、服毒死なのに自殺の可能性を全く考慮しないなどツッコミどころが多すぎ(苦笑) 本来なら3編の中では最も楽しめるはずの左文字モノ「三人目の女」は…何とタイトルがネタバレ!?最後の“どんでん返し”に全く驚けないという…(苦笑) 西村大先生、タイトルくらいちゃんと考えましょうよ…。2021/11/07
桂 渓位
5
十津川警部と左文字進が活躍する短編集📕 今だったら、コラボしていたかも知れませんね✨ ある女~、日下刑事が『亀井刑事』と呼んだところに、少し違和感を覚えました2023/04/30
ほにょこ
2
★★★☆☆ 3編中1編は十津川警部、2編は左文字進ものでした。どちらかに統一してほしかったですね。分量的には左文字の方が多いのに知名度の差でタイトルがこうなってしまったんですかね。私は十津川亀井コンビより左文字夫婦の方が読んでて楽しいので好きです。今回は彼らが標的となる展開がちょっと変わった趣向でよかったです。2024/12/27
キャサ
2
短編集
エヌ氏の部屋でノックの音が・・・
2
2003年 8月 1日 初版2015/12/25