内容説明
ビールはいつどこの国で誕生したの?ビールを日本で初めて口にしたのは誰?なんで日本中でこれほどビールが飲まれるようになったの?背景を知ればビールが何倍も旨くなる!?古代メソポタミアで誕生したビールは開港とともに横浜に上陸し、山手の地で日本で初めて工場生産が開始された。数多くの取材や資料を通して、昨今賑やかなクラフトビール市場をはじめ様々な蘊蓄を交えながら、明治から令和へと至る日本のビール産業史にアプローチする。
目次
第1章 ビール産業発祥の地・横浜(古代メソポタミアで生まれたビールの長い旅路;初めてビールを飲んだ日本人は誰?;横浜で産声をあげた日本のビール産業 ほか)
第2章 クラフトビールの夜明け(ビールはいかにして日本の食卓に浸透したのか;サントリー参入で出揃った“大手四社”;ターニングポイントを迎えた平成六年 ほか)
第3章 そしてビールは横浜に帰結する(飲食業界を襲った“失われた二年間”;その時、横浜のマイクロブルワリーは;ビールに持ち込まれた“量り売り”の文化 ほか)
著者等紹介
友清哲[トモキヨサトシ]
1974年生まれ。神奈川県横浜市出身。フリーライター&編集者。ルポルタージュを中心に著述を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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