出版社内容情報
さまざまな障壁を彼らはいかに乗り越えたか
40年前ロンドンから一人の銀行マンが香港に降り立った。「香港支店を開設せよ!」。ここから中国進出の足がかりを得た三和銀行(現・UFJ銀行)は、その後、さまざまな障壁を乗り越えて、上海をはじめ中国本土各地での事業展開に成功する。なぜ彼らは「中国に強い、が強み」と胸を張れるのか? 10年にわたり、香港、広州、北京、上海などへ現地取材を繰り返し、200人近い関係者へのインタビューを敢行した著者渾身のビジネス・ノンフィクション。
ある邦銀の挑戦
内容説明
四〇年前ロンドンから一人の銀行マンが香港に降り立った。「香港支店を開設せよ!」。ここから中国進出の足がかりを得た三和銀行(のちのUFJ銀行)は、その後、さまざまな障壁を乗り越えて、北京、上海をはじめ、中国本土各地での事業展開に成功する。なぜ彼らは「中国に強い、が強み」と胸を張れるようになったのか?十年にわたり、香港、深〓(せん)、広州、北京、上海へ現地取材を繰り返し、二百人近い関係者へのインタビューを敢行した著者渾身のビジネス・ノンフィクション。中国ビジネス成功への鍵がここにある。
目次
香港支店を開設せよ!
暗中模索の支店経営
「南下作戦」
円元決済
香港ビジネス
ドブ板外交
香港には魔物が住んでいる
ローカル化
香港型日本的経営
経済特区「深〓(せん)」
トップクラスの銀行へ
北京と上海
香港返還
躍進する中国ビジネス
「三和」の名前が消える
チャイナリスクを超えて
著者等紹介
立石泰則[タテイシヤスノリ]
1950年北九州市生まれ。ノンフィクション作家。企業・経営関係を中心に活躍。講談社ノンフィクション賞を受賞した『覇者の誤算』ほか著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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