小学館文庫<br> 罪

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小学館文庫

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  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094054620
  • NDC分類 949.83
  • Cコード C0197

出版社内容情報

謎の女に追いつめられる男が行き着いた恐怖

 経理係の横領で2000万円もの負債を抱えたペーターは、ある日奇妙な事件に巻き込まれる。見知らぬ女から強引にある会社社長に届け物を頼まれるのだが、中身は足の親指。借金返済を約束されて探偵役を引き受けたペーターだが、いつしか女が仕掛けた巧妙な罠にはまっていた……。 緊迫の追跡劇を描きながら、心の痛みを抱える主人公の内奥を克明に書き込む厚みのある物語。『喪失』で話題を呼んだ北欧ミステリー界の女王、鮮烈のデビュー作! □本邦初訳

内容説明

経理係の横領で二〇〇〇万円もの負債を抱えたペーターは、ある日奇妙な事件に巻き込まれる。見知らぬ女から強引に、ある会社社長に届け物を頼まれるのだが、その中身は足の親指。女から執拗な嫌がらせを受けていた社長に借金返済を約束されて、ペーターは探偵役を引き受ける。だが、いつのまにか女が仕掛けた巧妙な罠にはまっていた…。緊迫の追跡劇を描きながら、亡き父親の温かみが忘れられず、母親から疎外された痛みを抱える主人公の内奥をも克明に書き込んでいく。『喪失』で話題を呼んだ北欧ミステリー界の女王―鮮烈なデビュー作、ついに登場。

著者等紹介

アルヴテーゲン,カーリン[アルヴテーゲン,カーリン][Alvtegen,Karin]
1965年スウェーデン生まれ。作家、テレビの脚本家。98年、『罪』がデビュー作。2000年『喪失』(小学館文庫刊)で北欧五か国の推理小説家が対象の名誉あるベスト北欧推理小説賞を受賞した

柳沢由実子[ヤナギサワユミコ]
上智大学文学部英文科卒業後、ストックホルム大学スウェーデン語科修了
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワラスボン

7
カーリン初読、スウェーデンの作家。恐ろしいストーカーのお話です。ストーリーにツッコミ所は多いけど、多すぎると許容範囲も広くなるのか、もう何でも受け入れて読み進めた。主人公は過去ひきずってて暗いし、犯人も精神的にヤバいのに、ちょいちょい良い友情がはさまってくるから、思ったよりも重たくない読後感。その友情がちょっと変わってて不思議で、そこが魅力でした。 ★★★☆☆2025/02/22

章魚 たこ

3
だめだ!130ページまで読んでギブアップ。面白くなさすぎ。主人公の過去の話が長すぎ! ちょっとひどくない!とても北欧ミステリと思えない。2019/03/03

3
経理係に会社の金を使いこまれ、二千万近い負債を背負わされたペーター。負債の額を書いた紙を前に途方にくれているペーターは、突然現れた女からある男に荷物を届けてくれと頼まれたことから、恐ろしい事件にまきこまれていくが……。引き続きスウェーデンミステリです。鬱々とした世界に、読んでてこちらも鬱々に……(^_^;)デビュー作らしいので、多少ご都合主義な展開なのはしょうがないかな。次作に期待!2016/03/19

ペトロトキシン

3
完読出来ませんでした。どうにも外国人の名前は頭に入ってこない。しかも、スウェーデンの名前。馴染めないです。2011/03/28

NAo

2
男性が主人公の作品。女性と違ってそこまで重くなく、友情が生まれたりして救いのある話で良かった。バリエーションに富んだ話を思いつく作者に驚きます。全巻購入したいです(^o^)/2016/05/20

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