小学館文庫
新ゴーマニズム宣言〈6〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784094051469
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「私」に溺れるな!「公」を持て!ますます絶好調のよしりんが、「個と公」「愛国心」の問題はもちろん、サッカー・ワールドカップ、ワインブーム、学校教育、子供の人権、謝罪外交まで、ゴーマンかましてぶった斬る。

 ますます絶好調のよしりんが、「個と公」の問題から「サッカー・ワールドカップ」「ワインブーム」「学校教育」「子供の人権」「南京と慰安婦」「謝罪外交」まで、ゴーマンかましてぶった斬る。戦後日本が失ったものは、「公」の覚悟であり、公共性である。誰もが自分の本音や欲を公の場に垂れ流して許される世の中に倫理など生まれない。権威を失くした親、甘えばかりの子供、無自覚なサヨク、そして平和にただれたニッポンに喝を発する!

内容説明

ますます波に乗るよしりんが、またもや激論を巻き起こす!「個と公」「愛国心」の問題はもちろん、「サッカー・ワールドカップ」「ワインブーム」「学校教育」「子供の人権」「盲導犬の犬権」「南京と慰安婦」「謝罪外交」まで、ゴーマンかましてぶった斬る。戦後日本が失ったものは、「公」の覚悟であり、公共性であった。誰もが自分の「本音」や「我欲」を公の場に垂れ流して認められる世の中に倫理など生まれない。権威を失くした親と甘えばかりの子供、無自覚なサヨク、そして平和にただれたニッポンに喝を発する。

目次

やっとビッグバンの正体がわかった
反・小林よしのりが増える理由
盲導犬の「犬権」を守れ
「南京」と「慰安婦」宣伝戦争の現状
古代史―国のはじめ・天皇のはじめ
自由な校風が子どもの人権?
ムードぶちこわしのワインブーム
国際関係に倫理の視座はない
「つくる会」大阪シンポと『戦争論』のこと
三浦カズなら勝っていた理由〔ほか〕

著者等紹介

小林よしのり[コバヤシヨシノリ]
1953年福岡生まれ。漫画家。1975年に「東大一直線」でデビュー。その後「おぼっちゃまくん」が大ブームとなり、ギャグ漫画に新風をまきおこし、小学館漫画賞を受賞。現在は雑誌『SAPIO』で「新・ゴーマニズム宣言」を大反響連載中。言論・思想界に地殻変動を引き起こしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あなた

3
一時期はまって読んでいたのだが、はまったひとは自分を相対化していかないといけない。ああ、こういう風にミギなんだかヒダリなんだかよくわからんが無駄にいろめいた時期もあったねとクールでいてほしい。そのクールさにおいては、よしのりに対してせめてゴーマンでいよう。2009/07/13

白義

2
ちょうど戦争論刊行と時期がかぶり、つくる会の運動や歴史、政治・経済に関しての発言がこれまでの巻でも特に多い。公的な権威者として自分自身を位置付けるモードになっているのでほとんど運動の宣伝、イデオロギー色が強くてこれまでの巻では一番つまらない部類。面白いのは小林は権威者として振る舞うと同時に、戦後民主主義やエリートへの反抗、反骨もまたアピールするんだね。それが、読者が当時彼に同一化しヒーローとなれた最大の理由でもある。小林のような人にに同一化した後、いかに再び相対化するかというのは結構肝心な話だ2011/10/28

ZONO⑨

1
8@再読。今もすごいけどこの時期がよしりんの全盛期だと思う。戦争論以後の話がありまた二十年ぶりに読んでみたくなった。賛否あった本やけど感動した記憶がある。2020/02/26

Tetchy

1
本作はベストセラーとなった『戦争論』の時の連載を纏めたもので、そのせいか従軍慰安婦問題も含め戦争一色の巻であった。小林よしのりはよく本を読む。それが権威者ともの反論への大いなる裏付となり、読者は共感してしまうのだ。『新ゴー宣』は読者と作者とのガチンコ対決の場である。読者も本来ならば、小林と同格の知識を持つ必要があるのだ。2009/07/12

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