出版社内容情報
元証券マンが上野でホームレス絵描きとして再出発!
福沢安夫には二人の娘がいる。故郷には兄弟もいる。準大手の証券会社で課長を務めてもいた。しかし、株で借金をつくってから坂を転がるようにして、一九九九年八月から上野のホームレスに──。 上野公園のテントの中でひとり家族と暮らした日々を思い出すこともある。落後感だって抱いてる。でも、一人ぽっちになってみてわかったことも沢山あった。すべてを失いながらも、ホームレス仲間や訪ねてきてくれる人達の人情に触れ、画家としても第二の人生を目指した男の、楽しくもほろ苦い人生物語。
内容説明
福沢安夫には二人の娘がいる。故郷には兄弟もいる。準大手の証券会社で課長を務めてもいた。しかし、株で借金をつくってから坂を転がるようにして、1999年8月から上野のホームレスに―。上野公園のテントの中でひとり家族と暮らした日々を思い出すこともある。落伍感だって抱いている。でも、一人ぼっちになってみてわかったことも沢山あった。すべてを失いながらも、ホームレス仲間や訪ねてきてくれる人達の人情に触れ、画家としての第二の人生を目指した男の、楽しくもほろ苦い人生物語。
目次
第1章 1999年8月3日・テント
第2章 2000年1月1日・元旦
第3章 2000年4月2日・人情
第4章 2000年4月13日・酒
第5章 2000年4月16日・どん底
第6章 2000年4月12日・悔恨
第7章 2000年4月27日・夢
第8章 2000年5月5日・娘
特別付録 ホームレスの実情
著者等紹介
福沢安夫[フクザワヤスオ]
昭和16年、北関東生まれ。地元の高校を卒業後、証券会社に就職。25年間勤めた後、職を転々とし、平成11年8月から、上野公園でホームレスの生活を始め、自ら描いたボールペン画を売って生計を立てていた。平成12年9月6日死去
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