小学館文庫
時代小説版 人物日本の歴史 江戸編〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094048742
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 卑弥呼から明治の元勲まで、日本を創った傑物怪物列伝。一流執筆陣が繰りひろげる華麗な日本史絵巻。第4巻は平岩弓枝描く絵島生島事件の真相からはじまり、幕末の英傑吉田松陰による松下村塾誕生の秘話(古川薫)まで、柴田錬三郎・童門冬ニ・戸部新十郎・安部龍太郎・小松重男・南條範夫が登場。いずれも時代小説書きの練達による珠玉の名作短編集。★文庫オリジナル

内容説明

大奥女中絵島と歌舞伎役者生島との禁断の恋、即ち正徳疑獄の実相は―(平岩弓枝)御落胤天一坊(柴田錬三郎)紀文大尽こと紀伊国屋文左衛門(童門冬二)加賀騒動の大槻伝蔵(戸部新十郎)田沼父子と佐野政言(安部龍太郎)これも刃傷事件・松平外記(小松重男)大塩平八郎の乱(南条範夫)幕末維新の雄・吉田松陰の秘めたる恋(古川薫)まで。豪華執筆陣、お愉しみあれ。

著者等紹介

縄田一男[ナワタカズオ]
1958年、東京に生まれる。専修大学大学院文学研究科博士課程修了。歴史・時代小説を中心に文芸活動を続けている。『時代小説の読みどころ』で中村星湖文学賞受賞。『捕物帳の系譜』により大衆文学研究賞を受賞。ほかにも著作多数
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感想・レビュー

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AR読書記録

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だいぶ時代が近づいてきて、「サラリーマンの悲哀」的な、親近感のわくような物語も。とはいえ、失敗したら腹切りとかなので、同列に思ってはならないでしょうけど。殿様の喉に小骨が刺さらぬように日々命懸けで魚の身をほぐすお仕事とか、なんだろう、崇高さと滑稽さを同時に感じずにはいられない、読んでいてこの身のおきどころのない感じ。そして親子がお互いを思う気持ちがあのような結末を。やはり小松重男『鰈の縁側』が一番心に残るな。2014/02/06

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