出版社内容情報
甦る、あの日、あの時。昭和を彩った歌姫の舞台表裏物語。
あんなこともあった、こんなこともあった。「あの丘を越えて」、「悲しい酒」……そして「川の流れのように」まで。ひばりの歌は、過去のできごとが重なり合って甦る、人生のBGM。天才歌手であり、名女優でもあったひばりが、死に至る一年間に考えたこと。肉親との相次ぐ別れを体験した時期に、父とも慕った作家・川口松太郎氏に語ったこと……。
内容説明
あんなこともあった、こんなこともあった。「あの丘越えて」、「悲しい酒」…そして「川の流れのように」まで。ひばりの歌は、過去のできごとが重なり合って甦る人生のBGM。天才歌手であり、名女優でもあった美空ひばりが、死に至る一年間に考えたこと。肉親との相次ぐ別れを体験した時期に、父とも慕っていた作家・川口松太郎氏に語ったこと…。
目次
花の章(この足を切り落としたいと訴えた夜;母・喜美枝さんが初めてお嬢を嘆いた夜 ほか)
月の章(水原弘さんと流した涙;歌唱指導を受けた、たったひとりの男優 ほか)
星の章(母と娘、ふたりの冷たい対立;母・喜美枝さんが倒れた日 ほか)
雪の章(午前2時のワイン;足の痛みの中での“ひばり歌舞伎” ほか)