出版社内容情報
愛の深さを知ったとき、永遠の別れが待っていた。
主人公のチョウ・レイは下着ショップの店長。30歳を目前に不倫の恋に悩んでいた。永遠に君のそばにいるよ、と言いながら、妻と別れない彼。不安定な立場のまま歳を取ることが怖いのだ。そんな彼女を見守る親友のシュ・ユイやヤウ・ウェンの恋愛もバラ色ではない。ユイの恋人は売れない作家で、自己チュー男。ウェンは7年間同棲中の彼と倦怠期、おまけに浮気疑惑も持ち上がり……。人気作家アミー・チャンが描く香港現代女性のちょっと切ない恋愛模様。
内容説明
主人公のチョウ・レイは下着ショップの店長。30歳を目前に不倫の恋に悩んでいた。永遠に君のそばにいるよ、と言いながら、妻と別れようとしない彼。不安定な立場のまま歳を取ることが怖いのだ。そんな彼女を見守る親友のシュ・ユイやヤウ・ウェンの恋愛もバラ色ではない。ユイの恋人は売れない作家で、自己チュー男。ウェンは7年間同棲中の彼と倦怠期、おまけに浮気疑惑も持ち上がり…。人気作家アミー・チャンが描く香港現代女性のちょっと切ない恋愛模様。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaoriction@本読み&感想リハビリ中
22
愛してると言えなくて、失ってしまった大事な関係。命。いつでも時間があると思ってはいけない。Yes, No,思いはきちんと告げなくては。私は三人の誰に似ているか? 強いて言うならヤウ・ウェン。主人公のチョウ・レイには最後まで共感も納得もできなかった。終始、苛々 ムカムカ。著者は日本では馴染みないが、シナリオライター転じて恋愛小説家、エッセイストとなり、アジア圏ではベストセラー作家だという。だからか、映像を観ているようなテンポの良さと構成、展開。ラストは三人三様の明日。個人的には、チャン・デンランに幸あれ!2014/09/04