小学館文庫<br> さなぎの家―同級生いじめ殺害事件

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小学館文庫
さなぎの家―同級生いじめ殺害事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094041415
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0195

出版社内容情報

殺された中学3年生と殺した同級生の「いじめ」を追跡取材。

少年は両親の故郷の山に眠る。14歳の命を奪われた父と母は帰らぬひとり息子稔の生い立ちを振り返る……。中学3年に転校してきた新一が体格のいい同級生剛に「前の学校ではいじめる方やったんか、いじめられる方やったんか」ときかれて「いじめる方や」とうそをついたのが事件の発端であった。ふたりは、1993年4月、同級生の稔に3時間余り暴行を加え、殺害した。いじめの結末だった。被害者・加害者双方の家族の追跡取材で、彼らを取り巻く孤独な家族像が浮かびあがる。闇の中に押しこめられそうな「いじめ」の実態を探る第一線記者による渾身のルポタージュ。解説・朝倉喬司

内容説明

少年は両親の故郷の山に眠る。14歳の命を奪われた父と母は帰らぬひとり息子稔の生い立ちを振り返る…。中学3年に転校してきた新一が体格のいい同級生剛に「前の学校ではいじめる方やったんか、いじめられる方やったんか」ときかれて、「いじめる方や」とうそをついたのが事件の発端であった。ふたりは、1993年4月、同級生の稔に3時間半余り暴行を加え、殺害した。いじめの結末だった。被害者・加害者双方の家族の追跡取材で、彼らを取り巻く孤独な家族像が浮かびあがる。闇の中に押しこめられそうな「いじめ」の実態を探る第一線記者による渾身のルポルタージュ。

目次

第1章 擬似大人
第2章 いじめの逆転
第3章 沈黙の涙
第4章 パワーゲームの心理学―斎藤学さんに聞く
第5章 ひと磁場―取材ノートから

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

北条ひかり

2
4時間28分。カセットテープ。大分県点字図書館と音訳者さんに感謝。先天性の視覚障害者として生まれたため、両親からネグレクトされた僕は、普通の家庭に憧れていたのだが、普通の家庭でも酷い親がいるものらしい。駄目な親と縁切りして、養父に育てられた僕だけど、かえって幸せだったかもしれないと思った。2016/04/17

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