出版社内容情報
スハルトからワヒドまでの激動を見届けた迫真リポート。
ワヒド大統領、メガワティ副大統領の下、「民主国家」として船出をして一年あまり。インドネシアは東南アジア諸国の中でも、この数年でほかに類を見ない政治・社会・経済の変動を経験した。一九九七年の通貨危機を引き金に崩壊した三二年間のスハルト政権、「中継ぎ」のハビビ政権を経て、民主的に選出された政権へ──。ジャカルタ駐在特派員として、およそ二〇〇〇日間、現地で見続けた著者だからこそ描ける、インドネシアの変貌の様子を、国会の中から路上観察までリアルにリポート。進出企業、関係者必読の書!
内容説明
ワヒド大統領、メガワティ副大統領の下、「民主国家」として船出をして一年あまり。インドネシアは東南アジア諸国の中でも、この数年でほかに類を見ない政治・社会・経済の変動を経験した。一九九七年の通貨危機を引き金に崩壊した三二年間のスハルト政権、「中継ぎ」のハビビ政権を経て、民主的に選出された政権へ―。ジャカルタ駐在特派員として、およそ二〇〇〇日間、現地で見続けた著者だからこそ描けるインドネシア変貌の様子を、国会の中から路上観察までリアルにリポート。進出企業、関係者必読の書。
目次
第1章 ワヒド民主政権の誕生(大統領権誕生の舞台裏;メガワティ副大統領の思い;ワヒド大統領の人物像)
第2章 ワヒド政権苦悩の歩み(国家統一の危機;スハルト時代の清算;国民生活と経済回復)
第3章 民主化実現までの歩み(神鷲を夢見たスハルト大統領;人間スハルト大統領;過渡期政権としてのハビビ政権)
第4章 インドネシアの今(変わらないKKN体質;レフォルマシと国民;明日のインドネシア展望)
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makimakimasa