小学館文庫<br> アラマタ図像館〈2〉解剖

小学館文庫
アラマタ図像館〈2〉解剖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094031126
  • NDC分類 491.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

街を歩く死体、自ら皮を剥ぐ筋肉男、奇怪の解剖図像。

街を背景に、ポーズをとりながら、筋肉を一枚一枚剥いでゆく筋肉男や骸骨男。16世紀イタリアのヴェサリウスが考案したこの奇怪な図像は、オランダのアルビヌスへと受け継がれ、歩く死体=ゾンビが、初期解剖図譜のパターンとなった。これは西洋の解剖図が、医学用のみならず、美術用でもあった、という理由による。やがて18世紀、オランダのダゴティの登場後、解剖図譜は、科学的資料をこえ、グロテスクな幻想性をおびて花開いた。

内容説明

街を背景に、ポーズをとりながら、筋肉を一枚一枚剥いでゆく筋肉男や骸骨男。16世紀イタリアのヴェサリウスが考案したこの奇怪な図像は、オランダのアルビヌスへと受け継がれ、歩く死体=ゾンビが、初期解剖図譜のパターンとなった。これは西洋の解剖図が、医学用のみならず、美術用でもあった、という理由による。やがて18世紀、オランダのダゴティの登場によって、解剖図譜は一変する。彩色が施され、女性の裸体や胎児がそこには描かれていた。かくして解剖図譜は、科学的資料をこえ、グロテスクな幻想性をおびて花開いた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

冬至楼均

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解剖図をここまで芸術的にする必要があったのだろうか。2014/03/01

小林ミノリ

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荒俣氏秘蔵の解剖図譜コレクションより精選された、エロスとグロテスクと科学的興味の奇妙な融合により生まれた、美術とも医学的な資料とも形容しがたい、人体の驚異絵図。

こぎん

0
1999.11.6

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