出版社内容情報
幼馴染みが語る人間・藤沢周平。作家としてデビューする前から最晩年に至る交流。
旧友が受け取った藤沢周平からの手紙、学生時代に書かれた詩、俳句を引き合いにエピソードを語り、藤沢作品の引用からその背後にある著者の生活観、人生観を対比、藤沢作品の美しい文章が、人間に対するこの上ない優しさから生まれ、時代小説、歴史小説の枠を越えた傑作であると力説。●文庫書き下ろし
感想・レビュー
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1
この本が貴重なのは著者が藤沢周平の学生時代の知り合いだというところだ。若い頃から藤沢周平を知っていて死ぬまで交流があった人の言葉は貴重である。あまり明らかになっていない若い頃の恋人の話とかも書かれている。途中からは作品紹介になっていくので、未読作品の部分は飛ばしてしまった。2024/04/12
