出版社内容情報
二十世紀最後の謎を解くノンフィクションノベル。
ロシア革命のさなか、虐殺された皇帝家族の一人が生存していた!? 二十世紀最後の謎、ロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ二世の第四皇女アナスタシアにまつわるミステリーを歴史・軍事面から検証する。第一次世界大戦、ロシア革命、第二次世界大戦、冷戦時代と一世紀にわたる歴史の暗闇をいま解き明かす! 話題のアニメ映画公開に合わせて世に問う、興味つきない渾身の書き下ろしノンフィクションノベル。
内容説明
百五十センチそこそこにしか見えない老女が、車椅子に乗って現れた。透けるように肌が白い。目を上げたとき瞳がアクアマリーンのように青いのが印象的であった。―アナスタシア!私はアナスタシアに関する文献を読み、かなりの数量の写真を目にしてきた。だから彼女を否定したロマノフ一族の人びとが、何らかの意図を持ってそうした行動に出たことは、どう考えても間違いなかった。二十世紀最後の謎、帝政ロシア王家の末裔にまつわるミステリーに肉迫する。
目次
1 アナスタシアの誕生と成長
2 大戦と革命
3 幽閉と脱出
4 運河の女
5 アメリカへの最初の旅
6 フリードリヒ公爵
7 ヒトラー総統の招き
8 ドイツの敗北
9 戦後
10 舞台と映画、そして裁判
11 シャーロッツヴィル
12 二人の死



