出版社内容情報
余命3ヶ月──父が妻と4人の子に残そうと決めたある選択。
高橋一二三さん(38歳)は、99年3月、末期がんで余命3か月と宣告された。以来彼は、2年以上にわたって、抗がん剤や放射線治療などの延命治療を拒否し、自宅で家族とともに残された時間を過ごしている。一二三さんの周りには、常に、妻のまりさん(35歳)、長男・伸明くん(11歳・小学6年生)、次男・寿幸くん(10歳・小学4年生)、長女・美帆ちゃん(7歳・小学2年生)、三男・秀典くん(5歳)の温かな思いがあふれている。一二三さんはいう。「子供たちに、たくさんの、楽しい思い出を残したい。そうすることで、私はいるまでも子供たちの心の中で生き続けることができるのだから」
内容説明
高橋一二三さん(38歳)は、99年3月、末期がんで余命3か月と宣告された。以来彼は、2年以上にわたって、抗がん剤や放射線治療などの延命治療を拒否し、自宅で家族とともに残された時間を過ごしている。死に臨んで見えてきた本当の愛。
目次
第1章 命を懸けた三泊四日
第2章 がんとの闘い、そして共生
第3章 夫婦の軌跡
第4章 死の準備
第5章 最期のときに向かって
一二三さんメモリアル
著者等紹介
高橋一二三[タカハシヒフミ]
1963年、宮城県岩沼市生まれ。1989年、まりさんと結婚。山崎建設のエンジニアとして働いていた99年3月、大腸がんのため、余命三か月と告知される。以来、延命治療を拒否、家族とともに、自宅で残された時間を過ごしている
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