小学館文庫<br> メタルカラーの時代〈8〉役者揃いの北九州メタル都市

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小学館文庫
メタルカラーの時代〈8〉役者揃いの北九州メタル都市

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  • サイズ 文庫判/ページ数 397p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094021981
  • NDC分類 502.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

 1901年、日本独自の力で「鉄」を作りたいという悲願から、福岡県八幡村に建設された官営八幡製鉄所。それから60年、八幡に始まった「鉄」は世界一の品質、生産量を実現。寒村は北九州市に発展し四大工業地帯の一つとして工業立国ニッポンの中心となる。そして、100年目の「メタルカラー都市」は、21世紀型環境産業の先進都市としても、世界の手本となった。日本の工業都市の原点で今も続く、メタルカラーたちの熱く美しい仕事を集めた感動の1冊。

内容説明

現場の日本人を石炭の塊で殴りつけたのは、酒飲みで女たらしのドイツ人「お雇い技術者」だった。一九〇一年、日本独自の力で「鉄」を作りたいという悲願から、福岡県八幡村に建設された官営八幡製鉄所。だがその技術力は未熟で屈辱の日々が続く。それから六〇年、八幡に始まった「鉄」は世界一の品質、生産量を実現。寒村は北九州市に発展し、四大工業地帯の一つとして工業立国ニッポンの中心となる。一〇〇年目の「メタルカラー都市」は、二十一世紀型環境産業の先進都市としても、世界の手本となった。日本の工業都市の原点で今も続く、メタルカラーたちの熱く美しい仕事を集めた感動の一冊。

目次

タイヤ1152本で“3500トン荷物移送”―山九
神の意志を読み創造するタービン軸“巨大ハガネ”―日本鋳鍛鋼
荷揚げ日数を短縮“鉄鉱石掻き出しロボット”―石川島播磨重工業(IHI)
“溶鉱炉の発想でゴミ溶融”に取り組む男意気―新日本製鉄
産業界騒然の大発明“光触媒超親水性技術”―東陶機器(TOTO)
工業の基礎中の基礎“モーター”の技術開発史―安川電機
日本工業発展の秘密と“アジア貢献”への思想―北九州国際技術協力協会(KITA)
公害克服で国際的環境賞を2回受賞した工業都市―北九州市長
これなしのITはあり得ぬ“超精密金型”の開発史―三井ハイテック
金より高価“セラミック超微粒子”とやわらか肌―触媒化成工業〔ほか〕

著者等紹介

山根一真[ヤマネカズマ]
1947年東京生まれ。独協大学ドイツ語学科卒。1998年「メタルカラーの時代」の業績に対し「東京クリエーション大賞」で大賞。2005年愛知万博愛知県プロデューサー、宇宙航空研究開発機構嘱託、日本文芸家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

7
この巻には主に北九州の企業に関する開発関係の話が掲載されています。 16の企業を取り上げてくれて私には好奇心を満足させてくれました。主に製鉄関連から波及した企業の話が多いのですが、タービン軸の巨大ハガネの話やバルブの巨大なものについてはやはり技術力というのはかなり大きなウエイトを占めているのだと感じました。2014/05/14

文章で飯を食う

3
鉄とその周辺の技術者たちを中心に、技術を熱く語る。2012/07/16

和彦有住

0
電子化済み2020/06/06

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