校則なくした中学校 たったひとつの校長ルール―定期テストも制服も、いじめも不登校もない!笑顔あふれる学び舎はこうしてつくられた

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校則なくした中学校 たったひとつの校長ルール―定期テストも制服も、いじめも不登校もない!笑顔あふれる学び舎はこうしてつくられた

  • 西郷 孝彦【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 小学館(2019/11発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093965460
  • NDC分類 376.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

尾木ママ絶賛! 話題の中学校長、初の著書

いじめや校内暴力が消え、平均学力や有名校への進学者数も区のトップレベルに――私立中学進学率の高い東京・世田谷にあって、「越境してでも行きたい」と人気の公立中学は、現場叩き上げの校長が“子どもたちから教えてもらったこと”で紡ぎ出した、笑顔あふれる学び舎だ。
同校の目標はただ一つ、「すべての子供たちが3年間を楽しく過ごせる」こと。
子どもたちが自ら考え、導き出した「やりたいこと」を実現させるために、教員らは最大限サポートをしていく。
そうしてたどり着いたのは、校則や定期テスト、チャイムの廃止、服装の自由化など、普通の中学校では“当たり前”とされることからの解放だった。
注目を集めるインクルーシブ教育や学びのユニバーサルデザイン化、非認知能力を伸ばせる環境、すべては“まず理論ありき”ではなく、子どもの特性を踏まえながら、必要に応じて導入された。
不登校への取り組みや部活の改善、さらには教員のあり方の見直しまで、なぜそれが必要なのか、過程や理由も、初めて明かされている。
大切な幼少期の子育て術をはじめ、難しい思春期特有の家庭教育のヒントも満載。新しい教育の書になっている。

【編集担当からのおすすめ情報】
NHK Eテレ『ウワサの保護者会』で世田谷区立桜丘中学校と西郷校長の多様性を認め合う取り組みが紹介され、大反響が寄せられました(9月28日放送)。

実際に桜丘中学校を訪れた尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さんは、「なんと子どもたちがイキイキと輝いていることか!」と驚き、「学校の『当たり前』をやめ、『生徒全員が楽しい』学校を目指し大転換した中学校に拍手」と、本書に推薦文を寄せられています。

世田谷区立桜丘中学校は、全国から視察が殺到し、越境や転校してくる生徒がひっきりなし。
実際に訪れてまず感じたことは、「これほど子どもの幸せ、そして将来までを考えて行動できる校長先生が実在するなんて」ということでした。

「どんな学校ですか?」と尋ねられると、西郷校長は必ず、「子どもたちを見ていただければわかると思います」と答えられます。
当の生徒たちは、どんなときもニコニコと笑顔が絶えません。そして、いかに学校生活が楽しいか、そして校長以下先生がたが親身になってくれるかを、口々に教えてくれます。

子どもは誰しも多かれ少なかれ悩みはあり、一人ひとりが抱える事情も違いますが、その違いを西郷校長らは真正面から受け止めています。

子どもを愛するとはどういうことか、将来を見据え、社会で生きていくために必要な教えるべきことは何かという「親としてのあり方」をも、本書では存分に記しています。

「ああ、私もこんな先生と出会いたかった」「せめて子どもはこんな風に育てたい」――そう思える1冊になっています。

教育に携わるかたはもちろん、子育てに迷うすべての親御さんに、こ

内容説明

目標はただ一つ、「すべての子供たちが3年間を楽しく過ごせる」こと。

目次

第1章 あれもこれも「ない」中学校(服装自由の登校風景;定期テストをやめた ほか)
第2章 「ない」中学校に、こうしてなった(怒声の飛ぶ朝礼;子どもは管理するものか ほか)
第3章 子育ては15歳まで―親と子の関係(養護学校の子にとっての「一日の重さ」;子どもは甘やかしていい ほか)
第4章 学校レポート/“これからの子どもたち”の育て方(3Dプリンターで心臓を作る;エッジを立てろ ほか)

著者等紹介

西郷孝彦[サイゴウタカヒコ]
1954年横浜生まれ。上智大学理工学部を卒業後、1979年より都立の養護学校(現:特別支援学校)をはじめ、大田区や品川区、世田谷区で数学と理科の教員、教頭を歴任。2010年、世田谷区立桜丘中学校長に就任し、生徒の発達特性に応じたインクルーシブ教育を取り入れ、校則や定期テスト等の廃止、個性を伸ばす教育を推進している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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きみたけ

72
こんな学校が近くにあったら良いなと思いました。著者は世田谷区立桜丘中学校元校長の西郷孝彦先生。同校校長就任後、生徒の発達特性に応じたインクルーシブ教育を取り入れ、校則や定期テスト等の廃止、個性を伸ばす教育を推進。「すべての子どもたちが3年間の学校生活をいかに楽しく過ごすか」を念頭に、生徒の自主性を重んじてきた結果だという。校長先生の信念を貫く力、それに賛同した教員の方々の忍耐力、保護者や周囲の協力があって成り立つ素晴らしい「化学反応」だと感じました。ぜひ全国展開して欲しいですね。2023/12/20

アイシャ

41
ただただこういう中学を作られた作者のことを、凄いなぁと思う。公立中学をこれほど自由な姿に出来るとは、その柔軟性と実行力に脱帽。校則を無くし、定期テストを無くしたからといって、法律はあるし、細かい小テストはある。傷害事件や窃盗事件が起これば、警察に連絡される。恥を隠すための隠蔽体質がない。学ぶための創意工夫も豊か。羨ましいなぁ。こういう学校で学校生活を送ってみたかった。作者の指摘していることは子育てにも言えること。反省することが多いなぁ。2022/06/28

ムーミン

38
柔軟な発想、深い愛情に支えられた楽観的だが見通しのある戦略。子どもたちにもともと備わっている純粋な心や伸びたい意欲を信じて疑わない覚悟。とても勇気をいただいた。時代、世の中の状況、本校のもつ地域性や子どもたちの特性などなど、いくつもの変数を調整しながら、難しいけど解きがいのある方程式を、粘り強く解いていきたい。2020/02/03

ブルちゃん

36
面白かった。良かった😊頷く事ばかりだし、常識や、ルールを変える事は、強い反発や強い怒りを、ぶつけられる事もたくさんある。それでも辛抱強く、改革を進めた校長先生と、共に築き上げる先生方がすごい。力や規律で縛る事よりも、信頼することは、我慢強く難しい選択の連続な気がする。子どもだけではなくて、大人も先生も、悩み、葛藤し、成長する場所になっていると思った。何よりも、今、一緒に考え、この本をおすすめしてくれる事が、嬉しいです😌2024/10/10

まさ

34
「なぜ?」から始まる教育。わからないところを白黒つけるというより、合意形成をしていくことが大切なのだ。だから、納得して、あるいは"しょうがねぇなぁ"という姿勢で日々臨める。子どもも社会の構成員であるというきちんとした捉え方ができているから、実践が学校全体に浸透していくのだろうな。2020/05/17

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