うつを治したければ医者を疑え!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093965309
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0030

出版社内容情報

精神医療の闇に切り込む問題作

うつになったら精神科や心療内科を受診し、医師の診断や投薬に従っていれば必ず状況が好転する──多くの人がそう信じています。しかし、診断はおよそ科学的ではなく、薬でうつは治らないというのが実態です。
さらに、教育現場では「発達障害」が一種のブームとなり、一部では幼い子供にまで向精神薬を投与したケースが出てきています。

精神医療の闇に迫るとともに、製薬会社と精神医療界の金銭的なつながりも明らかにします。

実際に自分がうつになったらどうすればよいのか、その解決策を示す特別対談も収録。

第1章 医師の大量処方が覚せい剤中毒死の約25倍の死者を出している
第2章 子供への向精神薬の処方で脳に薬が蓄積される
第3章 製薬会社から精神医療界の大物に流れた「講演料」、「原稿監修料」
第4章 製薬会社から多額の謝金・寄付金を受け取る精神科医たちの“倫理”を問う
第5章 国の自殺対策の大前提となっている「自殺の原因はうつ」が疑わしい!
第6章 抗うつ薬服用者たちは、なぜ殺人・強盗に及んでしまったか
第7章 「発達障害」診断小学生に向精神薬処方の仰天
第8章 親も教師もありがたがる「発達障害=病気」の烙印
第9章 「早期介入」の落とし穴
第10章 「死なない病気」で年間1万8000人超が死亡退院
第11章 高い、飲みすぎ、効かない──日本の薬がおかしい!
第12章 製薬業界が始めた「情報開示」で患者を苦しめる不正はなくなるのか
第13章 製薬会社からバイト代をもらった医師が「診療基準」を作っていた
特別対談 「うつを治すには何をすればよいか」

内容説明

人間関係、過労、就職、入学…きっかけは誰にでもある。薬では解決しない!ただ休職しても意味がない。精神医療の闇に切り込む問題作!

目次

「自殺者数」と「抗うつ薬の売り上げ」がほぼ同じ時期から増え始めていた!
医師の大量処方が覚せい剤中毒死の約25倍の死者を出している
子供への向精神薬の処方で脳に薬が蓄積される
製薬会社から精神医療界の大物に流れた「講演料」、「原稿監修料」
製薬会社から多額の謝礼・寄付金を受け取る精神科医たちの“倫理”を問う
国の自殺対策の大前提となっている「自殺の原因はうつ」が疑わしい!
抗うつ薬服用者たちは、なぜ殺人・強盗に及んでしまったか
「発達障害」診断小学生に向精神薬処方の仰天
親も教師もありがたがる「発達障害=病気」の烙印
「早期介入」の落とし穴
「死なない病気」で年間2万人超が死亡退院
高い、飲みすぎ、効かない―日本の薬がおかしい!
製薬会社からバイト代をもらった医師が「診療基準」を作っていた
「うつを治すには何をすればよいか」―井原裕×伊藤準也

著者等紹介

伊藤隼也[イトウシュンヤ]
写真家・医療ジャーナリスト。出版社写真部勤務を経て、1982年よりフリーランス。人物写真を中心に幅広く活動。94年に自身の父親を医療事故で亡くしたことをきっかけに医療問題に関心を抱き、以後、医療に関する作品を精力的に発表している。2000年から医療ジャーナリストとしても活動を開始。医療現場を取材し、雑誌メディアを中心に活躍している。2009年には第15回「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞を受賞。また、フジテレビ『とくダネ!』『みんなのニュース』など、テレビ番組の医療関係の企画を監修し、出演している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品