出版社内容情報
つらい時には癒し系ネコ人生漫画で元気を！
めでたくシリーズ累計10万部突破！
テレビや雑誌、ネット、新聞などでも激賞された、癒し系漫画の傑作『トラとミケ』の最新巻が発売に！
『ねことじいちゃん』の作者・ねこまきさんが、四季折々の情景とともに、どて煮屋「トラとミケ」を訪れるお客さんたちの人生の営みを描く全ページフルカラーの大人気シリーズ。
第6巻「たのしい日々」には、猫道商店街の敬老会のメンバーが登場！ 昼間、「トラとミケ」のお店を借りて、人の役に立とうとよろず事相談の看板を掲げる。しかし、やがて彼ら自身が夫婦関係や親子関係、身体についての悩みを抱えるように。人生100年時代の幸福は一朝一夕にはならず。喜びも悲しみも幾年月、その先にどんな幸福が見つかるのか――最後の1ページまでたっぷりとご堪能ください。
【編集担当からのおすすめ情報】
昨年、中日新聞で『トラとミケ』が≪名古屋弁でしゃべる猫たちの”人生”を鉛筆と水彩の柔らかなタッチで描いた作品≫と、大きく紹介されました（2023年10月27日夕刊）。その中で、ねこまきさんは本作について「世の中にはいろんな人生があり、いろんな人がいる」と伝えたいと語っていらっしゃいます。「苦しい時にどうするか、自分なりに考えた理想型を登場人物に反映している」「読者と一緒に年を重ねて行けたら」とも。6巻も、連載にたっぷりと加筆修正をして、思いのこもった一冊になりました。
どんなふうに読んでいただけるのか、皆さんのご感想を楽しみにしています。どうか本書とともにある時間が素敵なものになりますように。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす＠灯れ松明の火
15
年に一度のお楽しみのトラとミケ。屋上遊園地の話、お父さんと娘の映画デートの話などほのぼのにっこりのお話もあるけれど、今回のメインテーマは老いと病、家族の話。胸がきゅっと切なくなりました。本当にたのしい日々でよいのかな？と思ったけどちょうど一年たった満開の桜の日に二人（？）が笑顔で幸せそうにしているので「そうだよね。たのしい日々だよね。ずっとずっとこれからもたのしい日々だよね。」と思いました。2024/09/06
カタコッタ
13
猫道町の町内会会長の、健一郎カツ子夫婦の物語。誰もがいつか訪れる老い。ねこまきさんお得意のちょっと笑わせてちょっと泣かすなか、超現実なモノを持ってくる。昭和の香り漂う丁寧な暮らしぶりが懐かしい。おせっかいが過ぎるくらいが、今は必要なのかもしれません。2025/05/03
ちいこ
10
にゃーディアンのみなさんが活躍する巻。元気と切なさと幸せを分けていただきました。2024/08/02
uran
5
みなさん高齢になって。それでも自分が出来ることを見つけ懸命に生きている。身につまされる。みんなが集まれる場所があるのはいいね。2024/09/20
きあ
5
素晴らしい夫婦2024/08/02
