出版社内容情報
男性の性交不能の大部分は「心の性」の問題です。「心の性」のさまざまな面を、実際にインポテンツに陥った男性の症例から、精神科医が取り上げ展開したものです。読めば視野が開け、勃起不全の薬が不要になります。
巷間、勃起不全治療薬が話題になっていますが、男性の性交不能、勃起不全、いわゆるインポテンスの大部分は心理的要因から来ており、セックスで悩む人々の実態は「心の性」に問題があるようです。性知識がなかったり、ちょっとした事で性欲を失ってしまっているからです。勃起できない男たちの気持ちを取り上げて見ますと、婚約者は超美人、結婚前のブルーな気持ち、マスターベーションは罪悪、清潔好きの彼は愛撫が苦手、前の彼氏の影におびえる、「だましたのね」とののしられ、現実とアダルトビデオの違いから、そのとき子供が目を覚ました、「中に出してはだめ」といわれ、など無数にあるようです。また好みがかたよった男性にもインポテンスがあります。例えば、結婚した制服マニア、愛を告白できない女装愛好者、妻の実家にばれてしまったSM趣味、足のラインにばかり魅せられた男性などもいます。ちょっと常識世界から距離を置いた所では、男が好きな男たちがいます。彼らは風俗世界に通って女性と接しても何らペニスがエレクトしないのです。これら種々の形態やそれぞれの理由を精神科医の立場から、実際に接した症例で明かします。読んで「目からウロコ」で、明るい性がわかります。
内容説明
愛する女性のためにぼっ起できずに悩んだ５８人の男たちの記録。
目次
第１章 心の性とは何だろうか
第２章 性知識のない男たち
第３章 性欲のない男たち
第４章 勃起できない男たち
第５章 射精できない男たち
第６章 好みがかたよった男たち
第７章 男が好きな男たち
第８章 男と女の狭間で揺れる人たち
