出版社内容情報
日米を揺るがしたスキャンダルの真相
「パートナーとは何か」「なぜ裏切ったのか」――誰も書かなかった“SHO-TIME”の裏側を開高健賞作家が抉る、巨弾ノンフィクション!
相棒の転落は、「たった一夜のポーカーゲーム」から始まった――。
「二刀流」を代名詞にメジャーリーグで活躍し、いまや国民的スターとなったドジャース・大谷翔平。
完全無欠な男に降りかかった唯一のスキャンダルが、元専属通訳・水原一平の違法賭博事件だった。
「大谷の相棒」という名声を手にした水原は、なぜ奈落の底に堕ちたのか。
いったいどうやって、誰にもバレることなく大金を盗み続けたのか。
日米を股にかけた総力取材で、水原の実像、そして相棒とされた二人の「本当の関係」が描かれる!
事件のキーマン達が独自取材に明かす。
「経歴はウソばかり。いつかやらかすと思ってた」(水原の幼馴染み)
「一平は寝ないでやってた。一平は真面目だよ」(水原の父親)
「一平の賭け方はクレイジーだった。大谷はなぜ気づかなかったのか」(違法賭博の胴元)
「大谷と水原の4万通にのぼるメッセージのやりとりを確認し、ある事実が判明した」(事件を捜査した連邦検事)
【編集担当からのおすすめ情報】
ノンフィクションライターの著者・水谷竹秀氏は、事件前、ある偶然をきっかけに水原一平氏と接触していました。
日夜大谷の動向を追う「番記者」ではない著者だからこそ、「大谷バブル」ともいえる巨大な収益構造に左右されない、タブーのないものの見方が可能になりました。
なぜ水原は大谷を裏切ったのか。その疑問を解き明かすために筆者は、日米を股にかけて取材します。国民的スターに関するスキャンダルとあって、関係者たちの口は重く、取材は難航。それでも試行錯誤を繰り返すうちに、事件のキーマン達が次々に真相を語り始めます。
本を読み終えた時、あなたは「聖と俗」というタイトルに、何を感じるでしょうか。
国民的スターの輝きに一瞬でも影を落とそうとした水原氏に、どのような思いを抱くでしょうか。
一気読み必至!!海外在住日本人の取材を続け、人間の“弱さ”に向き合い続けてきた筆者渾身のノンフィクションです!
【目次】
【目次より】
◆プロローグ 裏切りの夜
◆第一章 発覚
ソウルの憂鬱/世界一注目された通訳/土壇場での嘘/「ショウヘイに嘘をつきましたか?」/落胆の声
◆第二章 幼少期
影の薄い存在/野球少年/こち亀、ROOKIES、GLAY/ギャンブル好きでずる賢い/ダブル学歴詐称/ちらつく女性の影/空白の10年
◆第三章 献身
通訳としての第一歩/温かい人間性/かけがえのない存在/涙の理由/なぜ選ばれたのか/「心の底から信頼している人はいない」
◆第四章 成功と現実
かつての指揮官/“相棒”から見た大谷翔平/常に一緒の2人/抱えた「矛盾」/MLBの黒歴史/胴元との出会い
◆第五章 転落
血が騒ぐ/なりすまし/胴元からの脅迫/奢り/大谷との「心の距離」/日米の温度差/嫉妬/「いつかやると思った」/「我々も信じられなかった」/箝口令
◆第六章 本音
父の言葉/暗示/口にできないもどかしさ/胴元との接触/メディア統制/貪欲さが勝った/大谷マネーを賭博に/最後の言葉
◆第七章 代償
申立書/妻の存在/検察の反論/量刑言い渡し/大谷バブルと忖度報道/相棒の交代/謝罪/水原との接触
◆エピローグ 持たざる者
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