出版社内容情報
ガソリン1日1L、どこまで行ける?
旅人・シェルパ斉藤が思いついたのは、スーパーカブに1Lだけガソリンを入れ、ガス欠になった場所でその日の移動を終えるという、前代未聞の「行きあたりばっ旅」。舞台に選んだのは、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道、東海道など、日本の歴史をつないできた旧街道だ。
どこで止まるかわからないから、今夜の宿もわからない。ガス欠になればカブを押して歩き、宿を探し、ときにはテントを張る。そんな不自由な旅だからこそ、名もなき町に足を止め、地元の人と言葉を交わし、思いがけない風景や人との縁に出会っていく。
旅の途中では体の不調にも直面する。それでも旅はやめられない。速く、便利に、効率よく移動できる時代に、あえて制限を設けてゆっくり進む。すると何でもない道が冒険になる。
「どこまで行けるかわからない」から旅は面白い。
シェルパ斉藤ならではのユーモアと旅哲学が詰まった、スーパーカブの超スローな旧街道紀行。
【編集担当からのおすすめ情報】
「1日1Lなんて地味じゃない?」と思ったら大間違い。むしろ、めちゃくちゃスリリングです。
あと何km走れるのか。どこでガス欠になるのか。そこに宿はあるのか。毎日が予測不能。しかも、ガス欠になる場所を決めるのは著者ではなく「スーパーカブ」です。だからこそ、自分で計画した旅ではまず立ち止まらない町に泊まり、偶然出会った人に助けられ、思いもよらない一日が始まります。
本書を読んでいると、「遠くへ行くことだけが旅じゃない」と気づかされます。お金や時間をたくさん使わなくても、ルールをひとつ設けるだけで、いつもの道は冒険になる。旅好きはもちろん、「最近、旅してないな」という人にもぜひ読んでほしい一冊です。
【目次】



