ウスケボーイズ―日本ワインの革命児たち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093897242
  • NDC分類 588.55
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「絶対に無理」と言われた日本でのワイン用ぶどうの栽培に成功し、栽培から醸造まで一貫して手がけ、高い評価を得るようになった3人の若手ワイン醸造家の成功までの物語。第16回小学館ノンフィクション大賞受賞作。

目次

プロローグ 父の遺言
第1章 六畳間のワイン狂い
第2章 日本では無理だ
第3章 畑の修道士
第4章 宿命的風土論に呪縛された歴史
第5章 ワインと恋と狂気
第6章 LET IT BE
エピローグ 父を越える息子たち

著者等紹介

河合香織[カワイカオリ]
1974年、岐阜県生まれ。ノンフィクション作成。神戸市外国語大学外国語学部ロシア学科卒業。2004年、障害者の性と愛の問題を取り上げ『セックスボランティア』(新潮社刊)が話題を呼ぶ。2009年、『ウスケボーイズ―日本ワインの革命児たち』で「第16回小学館ノンフィクション大賞」大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユウユウ

23
なんか映画化されるとかで名前を聞いたことあるなぁと思い、図書館で手に取り、返却日近くまでねかせてしまい、慌てて読み始めたら、もうそのあとは一気読み。今までの常識に立ち向かう力、ワインに魅せられた人々の闘い、それぞれの絆と挫折と達成に、熱くなり、震え、涙が込み上げる。いつかこの人たちが手がけたワインを片手に、一文字一文字また味わうように再読したい。2018/12/10

伶夜

15
「ワインは紛れもなく農産物なんだ!ワインは畑で出来ている」(本文より)2020/03/07

びぃごろ

15
『ウスケボーイズ』試写会で監督と俳優陣の舞台挨拶を聞く。実話に基づく映画だと知り、原作を読んでみた。最後のカラー写真には俳優陣がしっかり重なる。これは映画と本をセットで売り込むといいぞよ。国産ワインに安心していた自分、情けなし。そういえば国産ワインでなく「日本ワイン」が国産100%であると新聞で目にしたのは去年だったか…。甲斐駒や八ヶ岳をバックにした畑は見慣れた風景であり、一から畑を作る姿に胸が詰まる。北杜市津金のあの場所だったのか…『ワインは農作物、畑でできる』2018/10/03

ぬぬ

14
「本当の日本のワイン造り」に人生を捧げた青年たちの出会いと苦悩、葛藤そして成功までを描いたノンフィクション作品。本書を読んでワイン造りは一番大変な仕事なんじゃないかと思った。旅行にも行けないし、成功するまで家族も蔑ろにしなきゃいけない、自分の人生を台無しにしてしまうリスクがかなり大きい。あと本書は横文字が多くて読み難く、かつ挫折ばかりで読んでるこっちもがっかりするばかりだった。かといって成功した時もあっさりと描いてあって小説と言うよりかは日記・記録みたいだった。2018/11/05

たらこりっぷ

6
ふだんは安いワインをがぶ飲みしている私。日本にここまでワインと格闘している、ぶどうを育てることに挑んでいる人がいることを知り、正直驚きました。彼らの作るワインを是非飲んでみたい気持ちと、味わいに反応できるのか不安な気持ちと半々です。なかなか手に入らないワインのようですが、機会があったら私もその努力を感じようと挑戦したいものです。2012/11/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/713560
  • ご注意事項

最近チェックした商品