日本人が行けない「日本領土」―北方領土・竹島・尖閣諸島・南鳥島・沖ノ鳥島上陸記

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  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784093897068
  • NDC分類 329.23
  • Cコード C0095

内容説明

「ここは本当に日本なのか」。国境の島々を16年間撮り続けた報道写真家による衝撃の上陸体験記とスクープ写真を掲載。安倍晋三対談「国家とは、領土とは何か」を収録。

目次

第1部 北方領土―択捉島・国後島(小泉首相の北方領土視察;ゴルバチョフ大統領への「直訴状」 ほか)
第2部 竹島(武装警察官に歓声をあげる女性観光客;日本製の観光船が“韓国人を独島に運ぶ”皮肉 ほか)
第3部 尖閣諸島(世界でも稀な日本の国境政策;年に一度の上陸チャンス ほか)
第4部 南鳥島・沖ノ鳥島(マリンブルーの海に浮かぶ“航空母艦”;島民の病死・離島で無人島に ほか)

著者等紹介

山本皓一[ヤマモトコウイチ]
1943年、香川県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。小学館・週刊ポスト編集部勤務などを経て、フリーカメラマンに。2004年、講談社出版文化賞写真賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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北本 亜嵐

22
日本の領土ならどこへでも行けると思っていませんか?ところが出かけられない土地があるのですよ。北方領土や竹島、尖閣諸島に南鳥島に沖ノ鳥島。どの島も近隣諸国との国境問題を抱えています。自国の領土なら、もっと毅然とした態度で臨んで欲しい。政府(特に外務省)の対応はいかなるものか。きちんと知らせることが問題解決の第一歩になるように思う。2016/07/08

ようはん

16
北方領土にしても竹島にしても日本人が自由に行く事が出来ないどころか、入植されたり観光地にされたりするのは何なんだろうなと感じる。2022/04/22

たー

13
日本の領土を守ることがいかに大切かを再認識させられた。政府は毅然とした態度で臨んでほしい。2012/04/28

星空の挑戦者

13
北方領土、竹島、尖閣諸島・・・写真だけでも見る価値があります。山本皓一氏のカメラマンという職域を超越したライフワークに心打たれた。この本は学校教科書にして日本国民全員が目を通すべき。2011/01/07

いくっち@読書リハビリ中

10
領海問題について日本人が疎いのは正確な情報を発表しないということだけではなく、島国に住んでいて他国と陸続きという危機感が欠如していることが原因だと思う。鎖国が終焉を迎えてから150年ちょっとしか経っていないということを前提に置いて各島の歴史を読むと世界の時間が早く進みすぎる気がするのは私だけだろうか。それでも向き合わねばならない問題だし、それぞれの島へ上陸し取材を行った山本皓一氏は尊敬に値します。2011/01/22

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