傭兵の誇り―日本人兵士の実録体験記

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傭兵の誇り―日本人兵士の実録体験記

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093892612
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

命を賭け戦い続ける日本人傭兵の実録体験記。

アフガン、ボスニア、カレン…他国の平和の為に己の命を賭けて戦い続ける日本人傭兵の実録体験記。口先だけで平和を語る似非ヒューマニストを糺し、戦渦を潜り抜けてきた体験から「戦争」と「平和」の意味を問う!

内容説明

日本人兵士のアフガン戦闘記。

目次

第1章 実像
第2章 試練
第3章 激闘
第4章 後方
第5章 生き様

著者等紹介

高部正樹[タカベマサキ]
1964年愛知県生まれ。高校卒業後、航空自衛隊に入隊し、戦闘機パイロットとしての訓練を積むも、怪我が原因で挫折。自衛隊除隊後、強さを求めて兵士になることを決意し、ソ連共産軍と戦闘中のアフガニスタンに単身飛び込み、傭兵生活をスタート。ムジャヒディン(イスラム戦士)に加わり、旧ソ連との紛争やソ連撤退後の内戦を戦う。90年からは活動の拠点をカレン民族解放軍に移し、ビルマからの独立運動に参加。途中94~95年には、クロアチア軍に雇われ、傭兵部隊「ビッグエレファント」の一員としてボスニア・ヘルツェゴビナ紛争に参戦している。現在も現役傭兵として活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いっち〜

4
日本人傭兵という存在に興味を惹かれて。良くも悪くも少年期の「兵隊こそ最強」という価値観が全面に出ていて獣のような雰囲気に満ちている。傍から見れば不器用かつ刹那的な生き方に思えるけど、逆に娑婆では退屈で長居できないという辺りこういう生き方しかできないからそうしてるだけなのかもしれない。だからこそ、同族である戦友との関係はどこまでも独特な強さを持つのだろうし。全体的に読む人を選ぶ内容が多い反面、普段知れない世界が垣間見れたのは興味深かった。ただ、時折挟まれる日本の政治についての記述だけは勘弁してほしかった2018/03/08

そうぺい

4
戦闘狂の詩。面白かった。マンガや小説で知る傭兵の世界とはまるで違うシビアな世界なのだなあ。高報酬で、戦闘技術を売る~というものではなく、正規軍の露払いにすぎないとは。主義主張を離れて、戦い殺し合う、最強の男を目指して、戦友との名誉のみに殉じる、高部さんに共感はできないが、理解と憧れはある。いわゆる知識人やいわゆるジャーナリスト批判は、全くその通りだが、あまりにも、彼らを高く買いすぎのようなw、彼らは、平和に見える世界の住人の道化にすぎないのだから。しかし、平和とは戦闘のない状態にすぎないと、思わされます。2017/04/23

ryosuke

4
2011年時点でまだ現役傭兵をされている高部正樹さんの自筆ドキュメント。傭兵の実態をはじめ、高部さんがなぜ傭兵になったのか、ほとんどないような給料でなぜまだ傭兵を続けるのか、など、傭兵としての思いも書かれています。 おそらく高部さんの考え方は共感を得ずらいと思いますが、平和の中に生きる人間とは違った考え方を求める人には面白いのではと思います。

gin

4
傭兵として戦っている人々を蔑むつもりもないし、というかむしろ憧れさえ抱いていましたが、この本の感想としての筆者は嫌いです。うん、嫌いだ。なんというか、右な感じがします。2010/10/28

erie

3
「強くなりたいから」という一心。この著者の本はいくつか読んでいるのだが、今までの対談や淡々とした体験記とは違って、すごく尖って偏った著者の思想も剥き出しに出ている。2023/05/21

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