出版社内容情報
名場面が教えてくれる中学受験必「笑」法!
大ヒット中学受験漫画『二月の勝者』と、教育ジャーナリストおおたとしまさ氏のコラボレーション第2弾。
「中学受験に必勝法はないけれど、必笑法ならある」と著者は言います。どんな結果であれ、中学受験を笑顔で終えることはできる。ふりかえったときに笑顔になることはできる。そのためのメッセージひとつひとつが、すべて『二月の勝者』の名場面と対応している、奇跡のような1冊です。
<著者からのメッセージ>
この1冊をめくるだけで、全21集にもおよぶ大作『二月の勝者』の名場面を一覧できます。それぞれの場面に、前後の文脈を説明するキャプションもつけています。毎ページで、感動が甦るはずです。
それに対応する拙著『中学受験「必笑法」』にフレーズとその解説文を読むと、漫画に描かれている登場人物の心境や、その背景となっている中学受験の構造が、よりよくわかると思います。(中略)
つまりこの1冊で、『二月の勝者』と『中学受験「必笑法」』の両方のいちばんおいしいエッセンスが味わえてしまうのです。(「はじめに」より)
【編集担当からのおすすめ情報】
「中学受験をする価値って?」「親子共に成長する、かけがえのない体験とするにはどうしたらいいのだろう?」「笑顔で終わることが本当にできるの?」…などなど、中学受験という先の見えないトンネルのようなものに不安を感じていたら、ぜひ読んでほしい1冊です。コミック『二月の勝者』(小学館)と併せてお楽しみ下さい。
内容説明
中学受験に「必勝法」はないけれど「必笑法」ならある!
目次
第1章 なぜ中学受験するのか?(たった12歳で、自分の力で、自らの進む道を切り拓こうとしているのです。;「もしかしたらこの努力が報われないかもしれない」という不安に打ち勝つために、彼らは、さらに努力を重ねているのです。 ほか)
第2章 この塾に任せてダメならしょうがないとまで思えるか(怪我をしないように気をつけながらできるだけ前進させ、同時に、ラストスパートのときに必要になる脚力を鍛え上げる。;毎週の課題をこなし、いつしか中学入試本番に十分に挑めるだけの学力が身に付いたと自覚できたとき、「千里の道も一歩から」を実感できる。 ほか)
第3章 そこにいるわが子の姿をイメージできる学校との出会い(長い歴史のなかで生き残ってきた私立の学校は、総じてどこの学校も恵まれた環境であり、いい学校です。;入試問題は「わかる子にだけわかるラブレター」。 ほか)
第4章 中学受験で家庭から笑顔が消えるわけ(中学受験は残酷なまでに親の未熟さをあぶり出すイベントです。;親が、浅ましい人生観で中学受験にのぞんだら、子どもも視野の狭いせこい点取り虫になってしまいます。 ほか)
第5章 「最強の親」は、わが子を尊敬できる親(「成績が上がってほしい」と切実に願う一方で、「成績が上がらなくても、この子が精一杯頑張って力を出し切れるのなら結果はどうでもいい」と心の底から思えるようになる不思議な体験をするはずです。;中学受験を笑顔で終えられる親子とは、子どものみならず親自身も、中学受験という機会によって自らを変え、成長できた親子なのです。 ほか)
著者等紹介
おおたとしまさ[オオタトシマサ]
教育ジャーナリスト。リクルートでの雑誌編集を経て独立。数々の育児誌・教育誌の企画・編集に係わる。現在は教育に関する現場取材および執筆活動を精力的に行っており、緻密な取材、斬新な考察、明晰な筆致に定評がある。テレビ・ラジオなどへの出演や講演も多数。中高教員免許をもち、小学校教員や心理カウンセラーとしての経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。