左がきかない「左翼記者」―朝日新聞元論説副主幹のパーキンソン闘病記

個数:
電子版価格
¥1,683
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

左がきかない「左翼記者」―朝日新聞元論説副主幹のパーキンソン闘病記

  • 恵村 順一郎【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 小学館(2023/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 34pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月30日 14時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093891424
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

左がきかない「左翼記者」

朝日新聞の論説委員副主幹として社説をとりまとめ、『報道ステーション』ではレギュラーコメンテーターとして活躍してきた恵村順一郎氏。15年春、攻勢を強める安倍政権と向き合う中で異変が襲う。重度の便秘、手足のしびれ、激烈な腰痛。下された病名は不治の病「パーキンソン病」だった。闘病生活とジャーナリズム、決断した記者引退、いま思う朝日新聞の存在意義……病と共に駆け抜けた記者人生を丁寧に綴ったノンフィクション。

【編集担当からのおすすめ情報】
朝日新聞の論説副主幹、そして「報道ステーション」のコメンテーターを務めた著者が、パーキンソン病と闘いながらジャーナリズムを追い求めて駆け抜けた日々を綴りました。メディアから批判対象とされることの多い朝日新聞の存在意義に真っ正面から向き合った一冊でもあります。いつから、なぜ朝日新聞は「右派」から攻撃を受けるようになったのか。知られざる歴史を紐解きながら、この先のジャーナリズムの在り方についても深い論考を寄せたノンフィクションです。

内容説明

『報道ステーション』コメンテーターと社説執筆の責任、誤報問題とバッシング、そして身体に訪れた異変…難病と闘うなかで見つめた朝日新聞の存在意義とは。

目次

「異変前夜」―37年間、僕はひたすら走り続けた
「発症」―最初に違和感を覚えたのは左足 53歳の時だった
「診断」―もっと早く診察を受け、治療を始めるべきだった
「治療」―治療薬に身体を慣らし、種類・量が少しずつ増えていく
「パニック」―あがいてもあがいても、僕の足は言うことをきかない
「レボドパ」―病気を理由に、最後の仕事を中途半端に終わらせたくない
「風」―マイケル・J.フォックスと、モハメド・アリと、永六輔と
「両輪」―服薬と運動がかみ合ってきた時、新型コロナで生活が一変した
「家族」―病気は家族に、とりわけ配偶者に大きな負担となってのしかかる
「退社」―希望退職に応じることを、僕は決めた
「報道の使命」―もし朝日新聞がなかったら
「『左偏向』攻撃」―朝日新聞はなぜ「右」から敵視されるのか
「放送と権力」―「テレビが自民党に負けた」日
「縮む日本」―この国を子や孫の世代に引き継ぐために
「日常」―転倒・骨折を防ぐため、家中が手すりだらけになってきた
「希望」―パーキンソン病治療という巨大な岩盤に穴を
「心のリハビリ」―パーキンソン病になど負けてはいられない
「ゆっくり歩こう」―上を向き、前を見て人生の残り時間を楽しみながら

著者等紹介

恵村順一郎[エムラジュンイチロウ]
1961年、大阪府生まれ。1984年、朝日新聞社入社。政治部次長、論説委員、テレビ朝日「報道ステーション」コメンテーターなどを経て、2015年に論説副主幹。2018年から2021年まで夕刊1面コラム「素粒子」を担当。2016年8月、パーキンソン病と診断される。2021年5月、朝日新聞社を退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェアー

4
自分が深刻な病気かもしれないと分かったとき、その事実に向き合いたくないと思ってしまう気持ちはわかる。できれば知らないうちに治っていてほしいとすら思う。だが、実際にはそんな事は無いとの事も知っているのに治療を先延ばしする。 筆者のパートナーの苦しみは、大変なものだったろうと推測する。彼が得た経験や見識を後の人々に何らかの形で伝えて欲しい。2024/01/14

古本虫がさまよう

3
著者は、朝日の虚報によって拡散した「慰安婦強制連行の嘘」が、韓国民の感情をささくれ立ったものにした言論責任をどうとらえているのだろうか。「朝日新聞がやらなければならないことはたくさんある」のであって、英語や韓国語で、慰安婦強制連行論は吉田清治の虚言を鵜呑みにした朝日新聞のトンチンカン以前の大チョンボ、偏向報道でしたと世界に向けて発信しつづけるべきなのに、そうしたことは余りやらずにいたようだ。国内のみにとどめ、世界への発信は怠っているではないか。「説明責任」が欠如しているのは自分自身という認識が足りない?2024/02/04

chuji

1
久喜市立中央図書館の本。2023年12月初版。ほぼ書き下ろし。朝日新聞は読まないし、報道ステーションも視たことがないので、著者は知りませんでした。中々大変な闘病記ですね。オイラも難病指定患者ですが、日常生活に支障はありません。2024/02/29

Ise Tsuyoshi

1
報道ステーションにも出演していた恵村さんの闘病記+新聞記者時代の回顧録。パーキンソン病は「現在の医学では進行を止められないが、薬物治療の進歩によって、適切な治療を受ければ、10~15年、場合によってはそれ以上、自立した生活が送れるようになってきた」「60歳以上では100人に約1人がかかるとされる。決して珍しくない。むしろポピュラーな病気」だそうだ。恵村さんは病名診断から7年余り。本を読む限りでは、旅行に行ったり、思索をめぐらせたり、まだまだ元気そうです。2023/12/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21669620
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。