壁を壊した男―1993年の小沢一郎

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壁を壊した男―1993年の小沢一郎

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  • サイズ 46判/ページ数 322p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093891271
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

手に汗握る政治ノンフィクション!

1993年は、日本の政治史において最も激動の年であった。
「東京佐川急便事件」に端を発した「政治とカネ」の問題や自民党の竹下派を中心とする派閥争い。バブルがはじけ始めた経済への対応。混迷する政治に世論の不信感は大いに高まっていた。世界からはベルリンの壁とソ連の崩壊、東西冷戦の終結という“外圧”も押し寄せていた。
そんな激動の波は、永田町にいた一人の男を突き動した。小沢一郎である。
政界で既に実力者として知られていた小沢は、同志の羽田孜らと共に自民党を離党し、政権交代を起こすべく、水面下で動きを加速させていった。
しかし、小沢の前にはいくつもの障壁が立ちはだかった。親小沢か反小沢という心理的な壁、選挙制度改革をはじめとする政策の違いという主義主張の壁、あるいは与野党という敵味方の壁――。小沢は前進と後退を繰り返しながら、非自民からなる細川護熙政権を誕生させた。「五五年体制」という最も強固な壁をぶち壊したのだ。
そんな最も政治が熱かった「1993年」という1年を駆け抜けていった小沢ら政治家たちの姿を描いていく。そして「1993年の小沢一郎」を通して、現代の日本政治が再びダイナミズムを得るためのヒントを探す。

【編集担当からのおすすめ情報】
著者の城本勝氏は、NHKの記者時代は小沢一郎氏の番記者を務めるなど、長年にわたって日本政治を取材し続けてきました。そんな城本氏が、記者時代の取材メモを初開封して、日本政治史上最も権力闘争が激しかった「1993年の政権交代」を描きます。現代の日本政治が再びダイナミズムを得るためのヒントを探す意味でも、とても意味のあるノンフィクションだといえるでしょう。

内容説明

宮澤喜一、梶山静六、野中広務、山崎拓、加藤紘一、小泉純一郎…この圧倒的勢力を相手に、なぜ小沢は奇跡の政権交代をなし得たのか?日本政治史上もっとも熱かった1年を巡る内幕ドキュメント。

目次

夏の陣(仕掛け花火;ドン逮捕の衝撃;改革派と守旧派;迷走する総理;運命の内閣不信任決議案)
冬の陣(小沢神話;八月の落陽;ドーハの悲劇と政治改革;冬の嵐;決着と軋轢 ほか)

著者等紹介

城本勝[シロモトマサル]
1957年熊本県生まれ。一橋大学卒業後、1982年にNHK入局。福岡放送局を経て東京転勤後は、報道局政治部記者として自民党・経世会、民主党などを担当した。2004年から政治担当の解説委員となり、『日曜討論』などの番組に出演。2018年退局後は、日本国際放送代表取締役社長などを経て2022年6月からフリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nishiyan

12
元番記者で、当時は野党担当だった著者が取材メモを元に1993年の小沢一郎の闘争を描いたノンフィクション。小沢氏よりも興味を持ったのは政治記者が日々、どのように取材対象と接し、情報を取っているかというのが赤裸々に語られているところ。取材対象の人間関係も自身の取材活動にも影響してしまうなど、実に人間臭い仕事だなと。小沢氏については補助線として米沢隆民社党書記長への取材メモを用いながらも、肝心の小沢氏と敵対した相手については鬼籍に入った人が多いのもあるが彼らの著書や証言録などからの引用が多かった点は残念だった。2023/08/17

ランラン

8
政治家のなかでも最も気難しいイメージの小沢氏の番記者の大変さが伝わってくる。権力闘争の裏側の動きがどうだったのか、そいう象以上に激しいやりとりと決断の様子が窺い知ることができた。今は亡きなつかしい政治家の名前が次から次へと登場し、当時を思い起こさせてくれた。2023/10/27

高木正雄

3
何かのドラマを見ているかのような臨場感で面白かった。小沢の人間臭いところも書かれており、筆者と小沢の親密さがわかる。筆者には他の小沢本を書いてほしいし読んでみたい2024/05/28

hiroshi

2
自身としては「復習」のつもりで読んだ。目新しいものはない。ドラマチックという意味では田原総一郎の「頭のない鯨」がやはり良いと思う。本書は元NHKの視点。偏見かもしれないが、やっぱり記者クラブってのはこの国を悪くしている気がする。小沢一郎伝というよりは「取材日記」。2024/01/04

おおきなかぶ

2
この頃の政治は面白かったな。2023/10/12

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