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出版社内容情報
障害のある人の日常から共生社会を考える
著者の共用品推進機構は、長年、障害者に対して、日常生活で感じている「不便なモノやコト」「良かったモノやコト」を調査してきた。そこに寄せられた多くのナマの声を紹介。また、それらの声に向き合って、たとえばシャンプー・リンス・アルコール飲料などの触覚記号(容器のギザギザ)などが導入されてきた経緯なども紹介する。
「誰かの不便さ」をみんなの「使いやすさ」に変えていくための、些細な配慮や心が温かくなるストーリーも紹介。
「共生社会」の実現に向けて、ひとりひとりができることを考えてみよう。
【編集担当からのおすすめ情報】
「視線によって障害者はつくられる」とは、ある障害者が言った言葉ですが、誰の心の中にもあるこの「バリアー」をなくすためのきっかけになる1冊です。
内容説明
障害のあるなし、年齢、性別にかかわらず、誰もが安心して暮らせる社会とは…。障害のある人たちの身近な「困ったこと」「良かったこと」の実例を紹介。
目次
第1章 いいね!こと編(コロナ禍でも通用すること;新所沢駅東口にある商店街 ほか)
第2章 いいね!モノ編(かしわ餅;シャンプー・リンス ほか)
第3章 原点は、「不便さ調査」(「不便さ調査」の始まり;視覚障害のある人への不便さ調査 ほか)
第4章 いいね!を共有する「良かったこと調査」(調査の背景と目的;調査概要 ほか)
著者等紹介
星川安之[ホシカワヤスユキ]
1957年東京生まれ。1980年トミー工業株式会社(現・株式会社タカラトミー)入社。障害児の玩具、共遊玩具を開発。市民団体E&Cプロジェクトを経て、1999年財団法人共用品推進機構設立。現在公益財団法人共用品推進機構専務理事、2002年より社会福祉法人日本点字図書館評議員。2010年より一般財団法人日本規格協会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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