逆説の日本史〈27〉明治終焉編―韓国併合と大逆事件の謎

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逆説の日本史〈27〉明治終焉編―韓国併合と大逆事件の謎

  • 井沢 元彦【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 小学館(2022/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093888851
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

韓国併合に反対だった伊藤博文の苦悩とは?

“井沢史観”で歴史を斬る日本史ノンフィクション第27弾。「大日本帝国」が確立した明治後半期について考察する。
比較的成功を収めた台湾統治に対し、大きな失敗に終わった韓国併合はなぜ強行されたのか? そこには「韓国併合の元凶」とされ、今なお韓国民に憎まれる伊藤博文はじつは当初併合に反対していたこと。韓国側から併合を推進し、現在も「売国奴」と罵倒される李完用や李容九こそ真の愛国者であったこと。そして“義士”と讃えられる暗殺者・安重根は、皮肉にも自分ともっとも近い考え方を持っていた伊藤を殺してしまったこと、といった埋もれた歴史の「真相」が見えてくる。
一方、「中国革命の父」と呼ばれ、その後大日本帝国の「好敵手」となる中華民国を建国した孫文。彼は、どうして辛亥革命を成功に導くことができたのか? その裏に知られざる日本人たちの大きなサポートがあったことはあまり知られていない。
そして、「大日本帝国のターニングポイント」とも言うべき「大逆事件」の本質とは何か? 昭和20年の帝国滅亡は、この時からカウントダウンが始まっていたのである。


【編集担当からのおすすめ情報】
お待たせしました! シリーズ累計580万部突破の歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』シリーズ最新刊をお届けします。
日清・日露の両戦争に勝利した「大日本帝国」が、欧米列強の仲間入りを果たした明治後半。ほぼ同時期に起きた3つの大きな歴史的事件――「韓国併合」「辛亥革命」「大逆事件」についての考察を通し、「明治」という時代の終焉について解説しています。
また、名君と謳われ、さらにその清貧さでも知られた明治天皇の素顔や、乃木将軍が明治帝に殉死した際の世間の評判など、歴史好きには見逃せないエピソードも紹介しています。

内容説明

「憎まれ役」を引き受けた明治の元勲の苦悩。「韓国併合」に反対だった伊藤博文の「絶望」とは?

目次

第1章 大日本帝国の確立1 韓国併合への道―日韓両国に不幸を招いた暗殺者の凶弾(わが国独自の「天皇」の存在を表現する苦肉の策だった「大日本帝国」という国号;じつは明治維新以来ずっと「綱渡り」を強いられた大日本帝国;国家の財政健全化を成し遂げた一方で多くの農民を犠牲にした「松方デフレ」 ほか)
第2章 大日本帝国の確立2 「好敵手」中華民国の誕生―“強運の男”孫文を支えた日本人たち(辛亥革命、中華民国成立を陰でサポートした知られざる日本人実業家とは?;生涯かけて守り通した「我は財を挙げて支援す」という男の約束;梅屋庄吉が革命支援に投じた資金は2兆円!? ほか)
第3章 大日本帝国の確立3 「明治」という時代の終焉―許されざる国家の暴虐「大逆事件」(「日本史の最大の特徴は天皇の存在である」という重要な事実;晩年は糖尿病と慢性腎臓炎に悩まされていた明治帝;軍服が破れても靴に穴があいても修理して使い続けた「倹約家」 ほか)

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年2月、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。現在は執筆活動に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ころこ

41
これまでの議論を前提にしていて、あまり驚きのない論点が多い印象。第1章の伊藤博文と日韓併合の評価、第2章の孫文と南方熊楠との関係をはじめとした、梅屋庄吉、宮崎滔天、山田良政などの協力者の存在、孫文の人間性、第3章の大逆事件の冤罪説、最後にドレフュス事件と大逆事件を比較しているが、これらは今まで逆説ではないのだろう。しかし、一般的でない評価やエピソードが紹介され、少なくない読者に届けられたことに一定の評価をしたい。2023/05/20

ren5000

30
いよいよ明治終盤になってきて現代にも繋がる事象が出てきて興味深く読みました。朱子学の毒に侵されている中韓の描写には辟易した。特にどっぷり反日教育を受けてきた世代が国の中枢を占めるようになってるいまは何を言っても無駄だろうな。とりあえず政府さんこの本で書いている強く言って言い聞かせるというのを実践するとこから始めてください。2023/05/01

30
22年10月。やつれた著者近影、どこか悪いのか。安定の井沢節だが支離滅裂なところも。どこまで書き続けられることやら■いつもの朱子学、朝日、韓国批判から今回は中国に矛先が向いたが北京冬季五輪に合わせてのことか■李王朝は暴政を敷いているのに官僚はともかく朝鮮人もそれを支持していたというのは理解に苦しむのだが、いまの北朝鮮を見れば宜なるかな■日本もだが■経済的には韓国に置いていかれているのが悲しいが、そちらも理解したがらないだろう■孫文を援けた日本人、梅屋庄吉■辛亥革命、武昌起義が成った時には米国にいた孫文2022/11/12

クラムボン

23
明治時代の最終巻は、韓国併合、孫文と辛亥革命、大逆事件。読み応えがあります。但し井沢元彦の《中国・韓国嫌い》が激しすぎて、歴史の話をしているのに、いつの間にか中国と韓国・北朝鮮の悪口…になって好きになれません。殺伐とした時代ですが、孫文と志を一にした日本人との交流は微笑ましい。特に現在価値数百~数千億円の資金を提供した実業家の梅谷庄吉なる人物は興味深い。他に大逆事件の主犯とされた幸徳秋水の『基督抹殺論』の執筆意図と、彼の助命嘆願に動いたジャーナリスト徳富蘆花の講演『謀反論』の草稿は明治人の男気を感じる。 2022/11/25

RASCAL

22
朱子学と韓国・中国、毎度おなじみの井沢節炸裂でした。それにしても明治がいかに綱渡りの時代だったか、明治天皇や渋沢栄一といった人材に恵まれた偶然、そして彼らの努力があったからこそ今の日本があるということを改めて認識しました。さて、維新の熱狂が薄れ、これから時代が暗転していくわけですが、次巻は1年後かなー。2022/12/11

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