女人京都

個数:

女人京都

  • ウェブストアに13冊在庫がございます。(2025年08月04日 21時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093888769
  • NDC分類 281.62
  • Cコード C0095

出版社内容情報

京都に生きた女たちの足跡を酒井順子が辿る

「京都は女の街である」

京都に通い続けるエッセイスト・酒井順子による、全く新しい視点から切り取った京都エッセイ&ガイド。
女性の生き方、古典、旅、文学など幅広く執筆活動を行う著者が、小野小町、紫式部、清少納言、日野富子、淀君、大田垣蓮月、上村松園など歴史上の女性たち43人の足跡をたどる旅に出た。

「京都の中でも、京都らしさを最も濃厚に抱いている存在は、名所旧跡でも食べ物でもなく、京都の『人』なのではないかと私は思います。(中略)京都の都会人の中には、今も、平安以来続く都会人らしさのしずくが、滴り続けているのです。」(「はじめに」より)

京都に暮らした女性たちの生き様を知ることは、現代の京都の人々、そして京都の街を知ること。
この本を片手に歩いてみると、平安時代の遺構がそのまま残っているところもあれば、貴族の屋敷が今は児童公園になっていたりすることにも気づく。京都の通りを上ル下ルし、西へ東へと歩き回り、時代を行ったり来たりして、新たな旅の提案を教えてくれる。
この本を読むと京都の歴史や文学がぐっと身近になること間違いなし。

京都散策に便利な地図付きです。

内容説明

京都は、女の街である。あの人もこの人も、みんな京都に住んでいた!酒井順子流新たな京都散策エッセイ&ガイド。カバー裏必見!便利な地図付き。

目次

古代のお后達、アウェイとしての京都―光明皇后、高野新笠
神に仕えた皇女「斎王」達のドラマ―有智子内親王、選子内親王、済子女王
美女の信仰、美女への復讐―檀林皇后、小野小町
平安初期の悪と愛―藤原薬子、藤原高子、伊勢
『源氏物語』誕生の背景は―中宮彰子、紫式部
『枕草子』の裏にある悲劇―皇后定子、清少納言
受領の娘達は、なぜ書くのか―藤原道綱母、和泉式部、菅原孝標女
院政期に揺れる女人達―讃岐典侍、待賢門院璋子、美福門院得子
平安と現代、「伝染病が蔓延する世」を生きる
自粛の日々で知った「憧れる」想い〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

135
京都に因んだ女性たちの足跡を辿るとても豊かな一冊だった。光明皇后から上村松園・九条武子まで、多彩な登場人物に思いを馳せながら京都の町を巡る。特に、藤原高子・待賢門院璋子・後深草院二条など、平安・鎌倉の女性の性的な奔放さを描く時に酒井さんの筆は躍動する。京都は数年前、オーバーツーリズムの弊害で、見るも無残で醜悪な街になった。折角コロナがその愚に気付かせてくれたのに、日本政府は、再び、訪日外国人観光客の「数」を目標にするという愚策を繰り返そうとする。この本のように豊かに思いを巡らすことのできる京都を守りたい。2022/11/06

シナモン

129
そうか、平安時代の高貴な女性たちの生活ってコロナ禍の自粛生活のようなものだったんだな。京都に生き、歴史に名を残した女性たち。その足跡を辿りながらの京都散策。酒井さんの軽妙な語り口にふむふむと興味をそそられながら楽しく読み進めました。時々挟まってくる京都の甘味も魅力的です。交通手段なんかもけっこう具体的なので実際にこの本持って京都散策してみたくなりました。2022/11/06

さつき

85
光明皇后から新島八重まで。京都に残る女人たちの足跡を訪ねながら、美味しいものも頂く。女友達との旅のような軽やかなエッセイでした。コロナ禍に書かれたため、一部は実際に訪れずバーチャルなのも時代を感じます。あとがきでも触れられてましたが、さすが千年の都!各時代に色んなヒロイン達がいますね。有名な名所旧跡だけでなく、ちょっとマイナーな場所も多く紹介され、ますます京都に行きたくなりました。2023/05/07

けぴ

46
奈良時代~近代までを京都で活躍した女性にスポットをあてて時系列に語るエッセイ。コロナ禍に連載されたため、実際に現地を訪問したものからグーグルで脳内訪問したものまで様々。通読すると紫式部、清少納言に代表される平安時代が華々しい。自分で旅行した箇所の周辺にも色々な見所があったことが分りました。2023/07/23

Nat

42
図書館本。大好きな京都の女性に関係した史跡について。光明皇后から新島八重まで。私は仏像や美味しい物を目的に訪れることが多いので、こういう視点で訪れるのも楽しそうと思った。それぞれの章についている簡単な地図を京都全図で全部まとめてしてくれると、もっと楽しめるような気がする。2025/03/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20049139
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品