奥会津最後のマタギ―自然との共生を目指す山の番人

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奥会津最後のマタギ―自然との共生を目指す山の番人

  • 滝田 誠一郎【著】
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  • 小学館(2021/04発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093888165
  • NDC分類 384.35
  • Cコード C0095

出版社内容情報

マタギとはただ獲物を狩るだけではない

茨城の石油会社に勤めていた猪俣昭夫さんは、父の死を機に23歳で福島県金山町に帰郷。そこで猟師のマタギたちと深く接し、その技能や知恵を体得する。
以来、仕留めたクマは80頭以上。70歳を超える今でも冬は猟へ向かう。だが、ただクマを仕留めるだけでなく、「必要に応じて獲物を獲り、数を調整することで動物系、自然系の生態を守り、人間と自然の共生を図ることが自らの使命」だと考える。
春~秋には養蜂やヒメマスの養殖、野菜の収穫を行ない、自然の恵みを享受。そんな彼に師事したいという2人の若者も現われた。
奥会津の最後のマタギ。その2年間に密着した。

【編集担当からのおすすめ情報】
マタギである猪俣さんは単なる猟師=ハンターではなく、自然を知り、自然を繁栄させていく術を我々に教えてくれる「サステナブル」な生き方の実践者でもあります。その心豊かな生き方を知ることは、我々の生き方を問うものとなるはずです。

目次

1 三条マタギの系譜を継ぐ最後のひとり(奥会津最後のマタギ誕生;マタギ修業と日常 ほか)
2 日本ミツバチに癒やされる(ミツバチとクマが森を作る;日本ミツバチの巣分かれ ほか)
3 マタギ見習い(誕生!マタギ見習い;マタギ見習いのマタギ修業 ほか)
4 水辺の恵み・山の恵み(沼沢湖のヒメマス;山の番人は川と水辺の番人 ほか)
5 マタギの猟 穴グマ猟・忍び猟・罠猟・巻き狩り(マタギ見習いの猟師の勉強と試錬の日々;狩猟デビュー(穴グマ猟) ほか)

著者等紹介

滝田誠一郎[タキタセイイチロウ]
1955年生まれ。青山学院大学卒。ノンフィクション作家、ジャーナリスト。日本ペンクラブ理事(言論表現委員会委員長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ようはん

16
福島県の奥会津にある金山町の最後のマタギである猪俣昭夫さんを取材した内容。猪俣さんのマタギとしての仕事は狩猟だけでなく金山町の特産であるヒメマス養殖や赤かぼちゃ栽培、養蜂等と多岐にわたりドローンまで活用しているのは凄い。2021/12/03

たつや

3
図書館で偶然見つけ、借りた一冊です。が、大当り、すこぶる面白かったです。現役マタギに密着取材したレポート的な本ですが、読了後は、ドキュメント映画を観た様な余韻が残った。昨今では熊が人里に浸入しているので、減らずにマタギには増えてほしいと思う。2023/11/05

後藤良平

2
先日行ったばかりの金山に、マタギが居たとは!2ページ目の、道の駅かなやまを見下ろす崖山の写真で一気に読み始め。自宅が会津川口駅前とは。今度その不二屋食堂に寄ってみよう。養蜂、ヒメマス養殖、赤カボチャ、きのこ狩り。全て若者が金山で暮らしていくためのお金を得られるように考えて取り組んでいる。最後のクマとイノシシ猟が特に印象深い。撃ったクマの血を飲み、命の尊さを若者が実感する。そして熊谷さんの小説で読んだ巻き狩り。今もあるのか!。40年ぶりだという。一度観たい。年間No.132榴岡図書館2021/11/23

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