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出版社内容情報
元特捜検事が全ての“深層”を聞き出した!
ゴーン氏は出国後、各国メディアの取材に「この事件は日産と検察が組んだクーデターであり、私は罪に問われるようなことはしていない」と主張したが、詳細を明らかにしなかったことから、日本国内では「ただの言い逃れ」との批判を浴びた。実はその詳細を、彼は日本出国前に明らかにしていた。元特捜検事で、事件当初からこの事件の不当性を主張していた郷原信郎氏のインタビューに応じ、10時間以上にわたって真相を話していたのだ。出国後もレバノンとのテレビ電話で取材を重ね、日産、検察、日本政府の事件への関与について、実名を挙げて明らかにしている。「検察は大きな力の操り人形だった」ーーゴーン氏の証言をもとに、事件の“深層”を明らかにする。
【編集担当からのおすすめ情報】
カルロス・ゴーン氏はレバノンに出国後、各国メディアの取材に応じましたが、面会が制限されていた保釈中に事件の真相や本音を聞き出していたのは、弁護士を除けば郷原氏だけでしょう。しかもこの本では、ゴーン氏の証言をただ聞くだけでなく、郷原氏が元特捜検事として弁護士として、精緻な分析で検察、日産、ゴーンそれぞれの主張を検証しています。これまで新聞・テレビで見てきた事件の印象が完全に覆るはずです。
内容説明
元特捜検事によるロングインタビューは驚きの連続だった。稀代の名経営者は「強欲な独裁者」か、あるいは日本的社内抗争の「餌食」か。世界的な企業スキャンダル。その裏の攻防を、あなたはどう読む―
目次
プロローグ 「私は今、レバノンにいる」の衝撃
第1章 “突然の逮捕”で「強欲な独裁者」に
第2章 日本検察の「勝算」と「誤算」
第3章 ゴーン氏の反論と「無実の証明」
第4章 「独裁」と「追放」それぞれのガバナンス問題
第5章 「人質司法」と「司法取引」の問題
第6章 「ゴーン経営」は日産に何をもたらしたのか
第7章 事件の「深層」にあるもの
エピローグ 我々日本人はどう受け止めるべきか
著者等紹介
郷原信郎[ゴウハラノブオ]
1955年、島根県生まれ。東京大学理学部卒。東京地検特捜部、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官などを経て、2006年に弁護士登録。08年、郷原総合コンプライアンス法律事務所開設。総務省顧問、日本郵政ガバナンス検証委員会委員長、総務省年金業務監視委員会委員長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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