漂流郵便局 お母さんへ―届け先のわからない手紙、預かります

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漂流郵便局 お母さんへ―届け先のわからない手紙、預かります

  • 久保田 沙耶【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 小学館(2020/04発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 162p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093886635
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

胸にしみる、届けられない母への手紙

「亡くなったお母さんへ 今だから言える たくさんのありがとう」
漂流郵便局に届いた第一通目の手紙は、こう綴られていました。切実な筆跡で、一輪の赤いカーネーションの絵を添えて。

漂流郵便局はもともと2013年の瀬戸内国際芸術祭の出展作品として、
瀬戸内の粟島にある古い郵便局舎を蘇らせたアートプロジェクトでした。

「こちらは、届け先のわからない手紙を受け付ける郵便局です。
いつか所在不明の存在に届くまで、手紙を漂わせてお預かりします。」
というコンセプトが話題を呼んで、
開局7年目の今、預かる手紙は4万通を超えました。

いつの間にか、漂流郵便局はアート作品から、私たちの心の漂着を許してくれる特別な場所へと変貌してきました。

本書は『漂流郵便局 届け先のわからない手紙、預かります』(2015年初版)に続く書籍です。
開局以来続々と届くお母さんあて、お母さんからの手紙を収録しています。

文面から伝わる愛、感謝、後悔、反省、勇気、希望……。
かけがえのないひとへの想いが深く温かく胸にしみる一冊です。


【編集担当からのおすすめ情報】
泣けます! さまざまな年代、さまざまな人生を歩む人々の、“返事はなくても伝えたい”お母さんへの想いに。
編集者も校閲担当者も、ゲラを読むたびに涙しました。

「きっと私も手紙を書く。その日のせつなさとあたたかさを想う」。

これは漫画家の田村由美さんが本書の帯に寄せてくださった言葉です。
『7SEES』『ミステリと言う勿れ』など著書累計2

内容説明

メディアで話題!!瀬戸内の不思議な郵便局が預かる4万通の手紙から。

目次

はがき紹介(お母さんへ;お母さんより)
漂流郵便局の歩み(行き場のない想いを預かるということ;これまでと、これから;漂流郵便局ヒストリー)
インフォメーション

著者等紹介

久保田沙耶[クボタサヤ]
アーティスト。1987年、茨城県生まれ。幼少期を香港で過ごす。筑波大学芸術専門学群卒業。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修士課程修了。東京藝術大学大学院美術研究科修了(博士号取得)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mariya926

128
お母さん宛の手紙。読みながら生きている間にありがとうと伝えたいと思いました。照れくさくてなかなか伝えられないですが、子どもが産まれると母親の愛やすごさを実感しますね。生きている時に伝えきれなかった気持ちを吐き出せるこのような場所がとても必要ですよね。また母親から子どもに対する手紙もありました。イギリスにもこのような場所が出来たのがすごいですし、アートだけで終わらない想いや出会いがあるんですね。普通は人の手紙を読むことは悪いことという気持ちがありますが、ここでは大胆に読むことができて色々なことを感じました。2020/09/27

ジュール リブレ

78
瀬戸内芸術祭のイベントだったはずの漂流郵便局が、まだ続いてました。今回はお母さんに宛てた手紙とお母さんからの手紙。飾り気のない直筆の葉書から溢れる単語の力強さ。直接言ってあげられなかった言葉の何と多いことよ。裏表の無いひとことに心洗われました。手紙の物理的な重さで床が抜けてしまったとのこと。まさに言葉の重み?粟島に行ってみたくなりました。 https://www.city.mitoyo.lg.jp/bunka/event/3818.html2020/10/18

kana

58
届け先のわからない手紙を預かる漂流郵便局。前半は子供からお母さんへ、後半はお母さんから子供へのお手紙。生まれる前からずっと一緒にいるお母さん。お母さんへの思いはやっぱり特別。印象的だったものは母から子供へ「私たちは先にいなくなってしまうけど、がんばってしっかり生きていくのよ」の言葉。直接は言えなくても、手紙だから伝えられる思いがある。恥ずかしくて面と向かっては言えないけれど、「大好きだよ」って私も母にいつか伝えられたらいいな。感謝の思いが込められた手紙が多く心温まる一冊だった。2020/09/03

どぶねずみ

38
漂流郵便局第2弾は「お母さん」特集。お母さんが亡くなった年齢をもうすぐ越えるとか越えたとかいう手紙が多かった。親の年齢を越えるって一体どんな気分なんだろうか。「お母さん」と言えば、お決まりの花はカーネンションだけど、それを使って書かれた絵手紙も多かった。逆に「お母さん」から家族の誰かへ、例えば、反抗期で話をすることのない息子へ。色んな思いがギュッと濃縮された1冊。2022/01/13

はじめさん

27
瀬戸芸のアート作品としてはじまった漂流郵便局。郵便局止めで、「誰か」に向けた手紙を送ると、保管されるが誰でも閲覧でき、「自分宛て」と思うものがあれば持って帰れる。前回に引き続いて、お便りの写真とセットでそれを活字に起こしているが、手書きの温もりいいね。今回は「母」をフューチャー。時空の向こう、天国に旅立った母への手紙もあれば、普段顔をつきあわせてるからこそ、なかなか言えない感謝の言葉だったり。40p、母にひとつだけ嘘をついたことの懺悔。生前紹介した婚約者とは破局したっス! 報告は思わず、「お、おう」と苦笑2020/06/21

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