「日本バイアス」を外せ!―世界一幸せな国になるための緊急提案15

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「日本バイアス」を外せ!―世界一幸せな国になるための緊急提案15

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093886352
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

事実を疑うことから、バイアス外しが始まる

今日本には課題が山積している。私たちが思う以上に逼迫した問題が多く、世界からは「どうして日本人はそんなにのんきでいられるのか」と不思議がられることも多い。
「少子高齢化」「年金」「国防」「原発」「基地問題」「移民」・・・・どれもすべての日本人の未来に直接関わる問題であるにも関わらず、政府も社会も、解決どころか解決につなげる議論さえも先延ばしにしているように見える。
アメリカ出身で日本に長く暮らすパックンことパトリック・ハーランが、この国を愛するからこそ考えたいこれらの課題について、「日本の目」「世界の目」双方の視点から、データを基に解決に向けた提案をする。
そこで鍵になるのは、自分の中にある「バイアス」に気づくこと。「バイアス」とは、偏ったものの見方や、誤解や偏見にも繋がりかねない先入観・思い込みのこと。誰にでも「バイアス」はかかっており、そんな思考ぐせを外すことは簡単ではないが、「事実」をひたすらチェックし、その「事実」をまず疑ってみることが、「バイアス外し」の第一歩になる。
著者は、ずっと日本に生きている私たちは気づかない思わぬ「日本バイアス」を鋭く指摘しつつ、問題解決への提案をしていく。
池上彰氏による解説文つき。

第1の課題 日本の少子化問題、待ったなし!
第2の課題 日本は移民を受け入れる?
第3の課題 AI革命とどう向き合うか
第4の課題 日本の教育制度は変えられるか
第5の課題 「国際人」を育てるべきか
第6の課題 選挙に行かない?
第7の課題 年金、ピンチ!
第8の課題 いつまで他人事? 沖縄・基地問題
第9の課題 北方領土、いつ還る?
第10の課題 消えない「差別」
第11の課題 進まない地方創生
第12の課題 原発は欠かせないエネルギー源か
第13の課題 テロ対策は万全か
第14の課題 日本の国力は回復する?
第15の課題 世界に示す日本の役割


パトリック ハーラン[パトリック ハーラン]
著・文・その他

内容説明

「原発」「少子化」「基地」「年金」「北方領土」…待ったなしの課題を「バイアス=思考グセ」を外して世界の視点で見てみると―2時間で世界から見た「日本の問題」が理解できる!

目次

日本の少子化問題、待ったなし!
日本は移民を受け入れる?
AI革命とどう向き合うか
日本の教育制度は変えられるか
「国際人」を育てるべきか
選挙に行かない?
年金、ピンチ!
いつまで他人事?沖縄・基地問題
北方領土、いつ還る?
消えない「差別」
進まない地方創生
原発は欠かせないエネルギー源か
テロ対策は万全か
日本の国力は回復する?
世界に示す日本の役割

著者等紹介

ハーラン,パトリック[ハーラン,パトリック] [Harlan,Patrick]
パックン。1970年、米・コロラド州出身。93年、ハーバード大学比較宗教学部卒業、同年来日。97年、吉田眞と「パックンマックン」を結成。『英語でしゃべらナイト』『爆笑オンエアバトル』などのテレビ番組で注目を集め、以来、芸人の枠を超え、司会やコメンテーターとしても多くのメディアで活躍している。2012年、池上彰氏の推薦で東京工業大学非常勤講師に就任、コミュニケーションや国際関係に関する講義を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほじゅどー

10
★★★★★パックンから日本への提言。日本の少子化問題は既に手遅れ。日本は移民を受け入れるべき。AI革命で少子化が相殺されるかも。日本の教育制度。基礎学力はある。国際人とは?選挙で投票率が低い理由。年金の世代間格差問題。沖縄基地問題。北方領土返還。マイノリティ、外国人、ブス、デブ、中韓、LGBTQへの嫌悪感。地方創生。人口減少。原発問題。再生エネルギーを増やせ。テロ対策。国力はGDPで測れない。世界に示す日本の役割とは。東京五輪で日本ならではの価値観を示すことができるか?宗教に頼らない日本人の高い倫理観。2019/01/17

ニョンブーチョッパー

9
★★★★★ 外国人ならではの視点からの提案やら知らなかったことがらににハッとさせらた箇所が多い。「アメリカ人の死因の第3位は医療ミス」「日本では小学校で児童が掃除をする(アメリカではありえない)」「英語を話せないと思っている日本人が多いけれど、フランス語や中国語など他の言語では、簡単な文すら話せないことを考えると英語話せてるじゃないか」「日本は宗教に頼らずに倫理観を保てている」クエスチョニングという言葉とか。2020/03/10

4
提案の中には「いや~これはさすがに実現不可能でしょ」というものもあったけど、こう見えるのかと感心することも多かった。基本的には日本を褒めてくれている。まあ日本を貶すとパックンの人生半分以上を否定することになっちゃうから、そういう意味では本書にもバイアスがかかってるのかな。でも最後の方は一応苦言も呈していて好感が持てた。日本はこういう人を大事にしないといけないね2020/07/27

こまち

3
日本人の心を持った外からの目線で書かれた本。外国人という立場で日本の問題をしっかり把握し、自分の意見を付して発言しているところには感服した。 ネタ的には少子化・AI・移民・原発・基地問題・差別・テロ等々盛りだくさんで、どれも日本人としてもっとしっかり向き合って、国民レベルで議論する必要があると思った。 個人的には、日本の立ち位置として、他国と敵対して恨みを買うのではなく、日本の技術力の高さや戦力を持たないこと、宗教にとらわれない属性等を生かして、各国の仲介役として感謝されるポジションになることは賛同。2019/07/29

ユウキ

2
メモ 東京都が1%をきった出生率。 2010年には2.0%達成のフランスでは… ▼2人以上の子どもを扶養する家庭には、所得制限なしで毎月、家族手当を支給。 ▼3歳以上の子どもを3人以上扶養する家庭には毎月、家族補足手当てを支給。 ▼子育て世帯の所得税は減税。3人以上の子がいる世帯は子どもが多いほど減税になる。 ▼子どもを3人以上育てると、年金が10%加算 ▼出産費用のほか、産前産後の検診費なども無料。不妊治療も43歳まで公費で行われる。 ▼育児休業は3年間取れるし、父親も有給で出産休暇が取れる。2024/06/30

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