出版社内容情報
大人気「フランス女性は○○本」の最終回答
「小説のようでも哲学書のようでもあり、
ドキドキしながら読み進むだけで半分フランス女になれる本!」
と美容ジャーナリストの齋藤薫さんが絶賛する。
「フランス女性は太らない」
「生涯恋愛体質らしい」
「自立している」
「美しく歳を重ねられる」・・・
囁かれているフランス女神話が、みんな正しいわけではない。
実は結構ラクじゃない彼女たちは、あえて涼しい顔をしながら、
年齢とも社会とも自分とも闘い続けている。
長年パリに暮らした著者が、神話の裏のお台所事情を、
ジャンヌ・モロー、イネスなどアイコン達の言動や
フランス女性の生の声を挙げて具体的に検証。
「では日本女性とは何なのか」が解き明かされていく仕掛けもある。
そしてフランス女たちの美意識を支える心のありように、
生きてきた軌跡が開花する魅力に、共感と元気がわいてくる。
【編集担当からのおすすめ情報】
ココ・シャネルは「30歳で素敵に、40歳でチャーミングに、そしてそれ以降は人生最後まで、抗えない女になれるものよ」という伝説の名言を残しました。
そんなふうに歳を取ることができている女性は少ないけれど、やれやれとため息をついたあとに、「さあて、ならばこれからどうやって生きていきましょう」と自らに問い、笑って前に進んで行くための道しるべがたくさん詰まった一冊です。
「人はフランス女に生まれるのではない。フランス女になるのだ」というのは著者の名言。
ちょっと諦めそうになっている私達日本人女性に強力に効くカンフル剤です。
【神話その1 フランス女は太らない】
「涼しい顔」の美学
太っちゃいけない、という社会的プレッシャー
フォアグラは特別な日のために
【神話その2 フランス女は自立している】
「ブルカ」の何がそんなに堪え難いのか
インスタ映えするお洒落な主婦業?
【神話その3 フランス女は人間である前に「女」である】
ブリジット・マクロン旋風
女々しさと雄々しさが同居する「第二の性」
「私も堕ろしました」宣言と、後ろめたさのない「女性」性
【神話その4 フランス女は自由奔放(生涯恋愛体質)である】
「解放されねばならない」という強迫観念
葛藤に苦しむくらいなら、一人になったほうがいい
【神話その5 フランス女は、だから産んでいる】
世界一大人っぽい子供服
調教女に支えられて
【神話その6 フランス女はお洒落である】
小さな黒いドレス、そして髷
パリジェンヌのお洒落六か条
【神話その7 (けれど)フランス女は合理的(=ケチ)である】
「システムD」という美徳
男女平等ランキングに見る「まさか」
【神話その8 フランス女は美しく歳を重ねる】
「フランスは美容整形の国ではないのです」
女一人で美しく歳なんて重ねられるもんじゃない
【神話その9 フランス女は遺伝子である】
「心はすっかりフランス女だね」
クロワッサンで朝食を
長坂 道子[ナガサカ ミチコ]
著・文・その他
内容説明
大統領に隠し子がいようが妻が二十四才年上だろうが「それが何か?」と涼しい顔で生きていく。フランス女は生涯恋愛体質である。フランス女は自立している。フランス女は太らない。フランス女は美しく歳を重ねる…など。これら神話がみんな正しい訳ではない。ならばどうしましょうか。
目次
その1 フランス女は太らない
その2 フランス女は自立している
その3 フランス女は人間である前に「女」である
その4 フランス女は自由奔放(生涯恋愛体質)である
その5 フランス女は、だから産んでいる
その6 フランス女はお洒落である
その7 (けれど)フランス女は合理的(=ケチ)である
その8 フランス女は美しく歳を重ねる
その9 フランス女は遺伝子である
著者等紹介
長坂道子[ナガサカミチコ]
1961年愛知県生まれ。名古屋市内の中学、高校を卒業。京都へ移り住み、京都大学文学部哲学科卒業。東京に移り住み、ファッション誌『25ans(ヴァンサンカン)』などの編集を5年間。パリに移り住み、フリーのジャーナリスト、エッセイストとして活動。諸般の事情でペンシルヴァニア、ロンドン、チューリッヒ、ジュネーブと移り住む。現在、チューリッヒ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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