50才からが“いよいよ”モテるらしい 神話「フランス女」

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50才からが“いよいよ”モテるらしい 神話「フランス女」

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093886208
  • NDC分類 367.235
  • Cコード C0095

出版社内容情報

大人気「フランス女性は○○本」の最終回答

「小説のようでも哲学書のようでもあり、
ドキドキしながら読み進むだけで半分フランス女になれる本!」
と美容ジャーナリストの齋藤薫さんが絶賛する。

「フランス女性は太らない」
「生涯恋愛体質らしい」
「自立している」
「美しく歳を重ねられる」・・・
囁かれているフランス女神話が、みんな正しいわけではない。

実は結構ラクじゃない彼女たちは、あえて涼しい顔をしながら、
年齢とも社会とも自分とも闘い続けている。

長年パリに暮らした著者が、神話の裏のお台所事情を、
ジャンヌ・モロー、イネスなどアイコン達の言動や
フランス女性の生の声を挙げて具体的に検証。

「では日本女性とは何なのか」が解き明かされていく仕掛けもある。
そしてフランス女たちの美意識を支える心のありように、
生きてきた軌跡が開花する魅力に、共感と元気がわいてくる。

【編集担当からのおすすめ情報】
ココ・シャネルは「30歳で素敵に、40歳でチャーミングに、そしてそれ以降は人生最後まで、抗えない女になれるものよ」という伝説の名言を残しました。
そんなふうに歳を取ることができている女性は少ないけれど、やれやれとため息をついたあとに、「さあて、ならばこれからどうやって生きていきましょう」と自らに問い、笑って前に進んで行くための道しるべがたくさん詰まった一冊です。
「人はフランス女に生まれるのではない。フランス女になるのだ」というのは著者の名言。
ちょっと諦めそうになっている私達日本人女性に強力に効くカンフル剤です。

【神話その1 フランス女は太らない】
「涼しい顔」の美学
太っちゃいけない、という社会的プレッシャー
フォアグラは特別な日のために

【神話その2 フランス女は自立している】
「ブルカ」の何がそんなに堪え難いのか
インスタ映えするお洒落な主婦業?

【神話その3 フランス女は人間である前に「女」である】
ブリジット・マクロン旋風
女々しさと雄々しさが同居する「第二の性」
「私も堕ろしました」宣言と、後ろめたさのない「女性」性

【神話その4 フランス女は自由奔放(生涯恋愛体質)である】
「解放されねばならない」という強迫観念
葛藤に苦しむくらいなら、一人になったほうがいい

【神話その5 フランス女は、だから産んでいる】
世界一大人っぽい子供服
調教女に支えられて

【神話その6 フランス女はお洒落である】
小さな黒いドレス、そして髷
パリジェンヌのお洒落六か条

【神話その7 (けれど)フランス女は合理的(=ケチ)である】
「システムD」という美徳
男女平等ランキングに見る「まさか」

【神話その8 フランス女は美しく歳を重ねる】
「フランスは美容整形の国ではないのです」
女一人で美しく歳なんて重ねられるもんじゃない

【神話その9 フランス女は遺伝子である】
「心はすっかりフランス女だね」
クロワッサンで朝食を

長坂 道子[ナガサカ ミチコ]
著・文・その他

内容説明

大統領に隠し子がいようが妻が二十四才年上だろうが「それが何か?」と涼しい顔で生きていく。フランス女は生涯恋愛体質である。フランス女は自立している。フランス女は太らない。フランス女は美しく歳を重ねる…など。これら神話がみんな正しい訳ではない。ならばどうしましょうか。

目次

その1 フランス女は太らない
その2 フランス女は自立している
その3 フランス女は人間である前に「女」である
その4 フランス女は自由奔放(生涯恋愛体質)である
その5 フランス女は、だから産んでいる
その6 フランス女はお洒落である
その7 (けれど)フランス女は合理的(=ケチ)である
その8 フランス女は美しく歳を重ねる
その9 フランス女は遺伝子である

著者等紹介

長坂道子[ナガサカミチコ]
1961年愛知県生まれ。名古屋市内の中学、高校を卒業。京都へ移り住み、京都大学文学部哲学科卒業。東京に移り住み、ファッション誌『25ans(ヴァンサンカン)』などの編集を5年間。パリに移り住み、フリーのジャーナリスト、エッセイストとして活動。諸般の事情でペンシルヴァニア、ロンドン、チューリッヒ、ジュネーブと移り住む。現在、チューリッヒ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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チョビ

5
あくまで「筆者(アラカン)」にモテるフランス女の実例?を出して、だから長年スイス住まいのフランス風生活に慣れきってる筆者が「フランス女が日本女にモテる理由」を最後に出している。という風態。なんというか、その実例と思しき女性たちが…著者と同じ世代の日本女性といった清潔感溢れた女性ばかりなんですよね。決めつけるのは私も嫌なのでやりたくないのですが、「真面目に」日本の50代女性にモテるフランス人女性を集めたなあ、という印象。うん、清潔。 フランス人女性、決めつけられて嬉しいのかー?2018/08/10

スリカータ

5
一流の男性が、とても歳の離れた年配女性と結婚する話は日本ではあり得ない。この本は小説を読んでいるみたいだった。フランス人はチップの金額が少なく、とことんケチ。安物買いの銭失いをせず、洋服はとことん見極めて少ない数を持つ。子供は四人が普通だそうです。日本女性は、「可愛さ」と「若さ」の呪縛から解かれないとね。2018/06/11

1
1997年に出版された同著者の「フランス女」の20年ぶりの続編。フランス人女性はなぜだか日本人女性の憧れで一種の「神話」化しているけど、実際のところは?という切り口のエッセイ。「神話」は日本人だけが勝手に作り上げたというわけでもなく、意外にもそれに縛られたりもしているフランス人女性は、当然ながらそれほど日本人女性と違っているわけではなく、むしろ思っているよりずっと真面目という印象。それにしても「50才からがいよいよモテるらしい」って副題、ひどいですね。読者層をミスリードしていると思います。2019/06/30

にきゅ

1
私は女である前に人間という意識かも。女であること、そこまで重要じゃない、なんてそれこそ変人だよね。。。2019/01/01

shuco

0
50才とはあんまり関係なかったかな でもフランスのリアルが伝わってきて楽しかった?違和感が違和感で良かった。2023/07/06

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