ジャズジャイアンツ・インタヴューズ

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ジャズジャイアンツ・インタヴューズ

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  • サイズ B6判/ページ数 290p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093886161
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

出版社内容情報

ジャズメン自身が語る知られざるジャズ史

マイルス・デイヴィスがチャーリー・パーカーとビル・エヴァンスを回想し、ディジー・ガレスピーがビバップ誕生の秘話を語り、ソニー・ロリンズが人気絶頂のさなかでの「雲隠れ」の真相を明かし、チェット・ベイカーがドラッグとの壮絶な闘いを告白する。
日本を代表するジャズ・ジャーナリスト小川隆夫が、過去三十数年にわたって行った膨大なインタヴューから25編を厳選。偉大なジャズ・ミュージシャンたちが自らの肉声で語るジャズの歴史。最良の聞き手を得て、ジャズ史の「通説」が覆り「事実」が明らかにされてゆく。
大ヒット中のジャズコミック「ブルージャイアントシュプリーム」作者、石塚真一氏推薦!

【編集担当からのおすすめ情報】
著者の小川隆夫氏がさらに詳しいジャズメンの素顔を語るトークイベントを企画中です!

はじめに
01 ディジー・ガレスピー/ビバップはこうして生まれた
02 チャーリー・パーカー/マイルス・デイヴィス、パーカーを語る
03 ソニー・ロリンズ/雲隠れについての真相を話そう
04 チェット・ベイカー/あるトランペッターの明暗
05 ビル・エヴァンス/共演者が語るエヴァンスの真実
ポール・モチアン・エディ・ゴメス・マーク・ジョンソン・マイルス・デイヴィス
06 オーネット・コールマン/コールマンの主張
07 ドン・チェリー/フリー・ジャズ前夜の衝撃的出会い
08 ジョン・コルトレーン/インタビューで辿るコルトレーンの偉大さ
アーチー・シェップ・マッコイ・タイナー・ケニー・ギャレット・ブランフォード・マルサリス
09 ウエイン・ショーター/モード・ジャズは自然発生的に始まった
10 ジャッキー・マクリーン/ブルーノート時代を語る
11 トニー・ウィリアムス/六十年代を回想する
12 チャーリー・ワッツ/世界一のロックバンドに入ったジャズ・ドラマー
13 チック・コリア/チックへの質問状
14 レスター・ボウイ/レスターとの一時間
15 ジョージ・ベンソン/ウエスの伝記映画出演とジャズを語る
16 パット・メセニー・チャーリー・ヘイデン/実現! 夢のトーク・セッション
17 ウイントン・マルサリス/ウイントンのニュー・コンセプト
18 ビル・フリゼール/ぼくはギターを吹いているんだ
19 ハービー・ハンコック/ハンコックの過去・現在・未来
20 デヴィッド・サンボーン/音楽の重要なポイントを語ろうか
21 キース・ジャレット/至高の芸術! キースの"トリオ・ジャズ"
22 パット・メセニー/二十一世紀に残したいもの
23 ハービー・ハンコック・マイケル・ブレッカー・ジョン・スコフィールド/新しいスタンダードの世界について語ろう!
24 ジョシュア・レッドマン/ジャズ界きっての知性派
25 マイケル・ブレッカー/ブレッカーが明かす新作制作秘話
あとがき



小川 隆夫[オガワ タカオ]
著・文・その他

内容説明

「ビバップの誕生」を語るガレスピー。マイルスはバードとの日々を追憶し、ロリンズは“雲隠れ”の理由を述べる。エヴァンス最後の日々、コルトレーンの偉大さについて、共演者たちがその想いを吐露する…。最良のインタヴュアーを得て「通説」は覆り、「事実」が明らかになる。

目次

ディジー・ガレスピー―ビバップはこうして生まれた
チャーリー・パーカー―マイルス・デイヴィス、パーカーを語る
ソニー・ロリンズ―雲隠れについての真相を話そう
チェット・ベイカー―あるトランペッターの明暗
ビル・エヴァンス―共演者が語るエヴァンスの真実
オーネット・コールマン―コールマンの主張
ドン・チェリー―フリー・ジャズ前夜の衝撃的出会い
ジョン・コルトレーン―インタビューで辿るコルトレーンの偉大さ
ウエイン・ショーター―モード・ジャズは自然発生的に始まった
ジャッキー・マクリーン―ブルーノート時代を語る〔ほか〕

著者等紹介

小川隆夫[オガワタカオ]
1950年、東京生まれ。東京医科大学卒業後、81~83年のニューヨーク大学大学院留学中に、アート・ブレイキー、ウイントンとブランフォードのマルサリス兄弟などのミュージシャンをはじめ、主要なジャズ関係者と親交を深める。帰国後、整形外科医として働くかたわら、音楽(とくにジャズ)を中心にした評論、翻訳、インタヴュー、イヴェント・プロデュースを開始。レコード・プロデューサーとしても数多くの作品を制作。2016年にはマイルス・ミュージックにオマージュしたバンド、Selim Slive Elementzを結成。2017年8月にデビュー作『Resuurection(復活)』(T5Jazz)を発表した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いとう・しんご singoito2

6
検索きっかけ。バップの黎明期を語るディジーに始まり、90年代の人気ミュージシャンで終わるインタヴュー集。かつてのジャズ好きには楽しめました。2025/04/12

Nepenthes

2
25名もの錚々たるミュージシャンのインタビューなので、一人ひとりの記事の濃厚さという点では正直「もっと読みたい」と思ってしまいますが、内容はとても貴重であり充実しています。2024/04/20

redlorry

1
Swing Journalを購入しなくなってからは(時々図書館では借りていたが)Jazzの情報に疎くなってはいたが、FMで小川隆夫さんのJazz Conversationが日曜日の夕方、私にとって良い時間帯であったので良く聴いていた。ミュージシャンへのインタビューが生の声で聞けたので書面とは違いとても新鮮に感じられた。こうして一部ではあるが一冊の本になって読んでみると当時を思い出し感慨深いです。2018/08/10

ラム

0
小川の長年のキャリアの中から25人をセレクト 主に「スイングジャーナル」に掲載 同誌の廃刊が10年前、最新のものでも00年 小川も言うジャズのいい時代の余韻を感じる 小川の本業は医者であるので、いい意味でディレッタント性を発揮、思わぬ発言を引出す ビバップの誕生を熱く語るガレスピー マイルスが語るバード ロリンズの3度の隠遁生活の真相 エバンス、コルトレーンは所縁の奏者の証言で モチアンが語るトリオの姿 シェップが語るトレーンの入歯エピソード 複数の奏者がオーネットにオマージュを捧げているのは認識を新たに2021/02/02

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