財務省が日本を滅ぼす

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財務省が日本を滅ぼす

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093885799
  • NDC分類 342.1
  • Cコード C0033

出版社内容情報

財務省は「国の借金は1300兆円ある。だから増税が必要」と言うがデタラメだ。財務省がわざと言わない数々の「不都合な真実」(日本経済がいかに強いか)をデータで証明し、日本経済がいかに優れているかを世間に知らしめる。

内容説明

「財務省の大嘘」をすべて暴く!「財政破綻するから消費増税やむなし」というロジックに騙されるな。気鋭のエコノミストが最新データを徹底分析。日本に財政破綻など起こりえないこれだけの理由。

目次

序章 財務省の二つの大罪
第1章 グローバリズムのトリテニティ(明暗を分けたフランスとドイツ;現状に怒りを持つ若者たちが文在寅を勝たせた ほか)
第2章 「プライマリーバランス黒字化目標」という大愚策(現在の政策はすべてインフレ対策;ピークに比べて日本国民は15%も貧乏になった ほか)
第3章 緊縮財政主義がすべてを壊す(48兆円から25兆円まで縮小した公的固定資本形成;日本は「インフラ大国」ではない ほか)
第4章 財務省は平気で嘘をつく(なぜか政府資産を公表しようとしない;知られたくない国債の貨幣化 ほか)

著者等紹介

三橋貴明[ミツハシタカアキ]
1969年、熊本県生まれ。作家・エコノミスト・中小企業診断士。東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。2007年、インターネットの公開データの詳細な分析によって、当時好調だった韓国経済の脆弱さを指摘、大反響を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

36
現在、不祥事とやらで世間を騒がしている財務省。それらが些事に思えるほど、本書の内容は不祥事で済ます訳にはいかない犯罪的行為のオンパレード。財務省官僚の利害の最優先が、国家を左右する最高権力と云っていい。情報戦を利用した。借金大国、消費増税、人口減少のカラクリを解説してくれる。他人の行動を強制できることを権力というなら、カネ貸し兼借金取りに逆らえる人間を見たことがない。よく視聴する番組のゲストコメンテーターだったので。既知のことが多かったが、地上波テレビと新聞だけが情報源の人は、かなり衝撃を受けるだろう。2018/04/21

さきん

31
2017年11月の時点でまだデフレーションから脱却していない。政府はデフレから脱出したと発表しているが、デフレーターを見れば明らか。2014年の消費税増税とさらに上げるかもしれないといった将来への不安、消極的な財政支出がデフレからの脱却を困難にしている。金融緩和だけが独り歩きしている。さらにアベノミクス自体が終わっているという論陣が幅を利かす。経済は生き物ということが財務省の方々はよくわかっていないのではないだろうか。愛知、滋賀、静岡、栃木と仕事で廻っていると昭和で発展が止まっている、発展途上国の世界2017/11/26

mazda

16
日本の借金は1000兆円と騒がれていますが、で?それ言うのなら、住宅ローンを抱えている人は「どうしよう~。借金5000万だよ~」と言って大騒ぎするのでしょうか?否。なぜなら、借金して買った家の価値があるし、いくらかの預貯金、株式、など、合わせたら5000万の借金が大きく目減りします。そう、国も同じなのです。借金1000兆円、上等です。GDPが500兆円あり、国が持っている資産、海外への貸付金の金利収入、そういったことは絶対に言わないんだよな、財務省って。役人の言いなりにはならないようにしましょう。2019/10/17

hk

14
著者の三橋氏が今年に入り警察の取り調べにあった。これを受けて「財務省が手をまわして三橋氏に圧力をかけたのでは」という憶測がネット上ではまことしやかに語られている。ここに断言しよう、財務省は関与していないと。何故なら警察沙汰になればその人物の著書がさらに売れてしまうのが道理だからだ。今回の例でいえば三橋氏の一件を漏れ聞いた人々の多くが、氏の最新作である「財務省が日本を滅ぼす」に目を通した。これは財務省にとって極めて都合が悪く、この流れを想定できない訳がない。だから財務省黒幕説は切り捨てられるという寸法だ。2018/03/31

GASHOW

13
財務省の官僚は、日本を滅ぼそうと思ってはいない僕は思う。財務省官僚になるプロセスが、エリートとして特権を持つ思考としてしまう。ヒエラルキーの上に位置すると人は利己的になってしまう。人間の習性がそうさせる。東大法学部で成績が良かったその順位が生涯に影響を与え、その後の複式簿記を学ぶ必要もないと高橋洋一郎さんがおっしゃっていた。デフレで消費増税という狂ったことも、税効率として、とりやすさで優れていて、省益確保のために実施させる。消費増税は、財務省の悲願であり、自分のためだ。その姿勢が日本を滅ぼすということだ。2020/01/21

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