出版社内容情報
「東京五輪後の不動産価格や株価はどうなる?」「東京五輪後の日本経済は成長していけるのか?」など、東京五輪後の日本経済の様子を、日本をはじめ各国の金融政策の中枢を見てきた経済学者が、鋭く予想します。
内容説明
東京五輪の宴の後で、日本経済にいったい何が起こるのか?元日銀政策委員会審議委員として、日本経済の表も裏も知り尽くした著者が、今、静かに語り始める…。
目次
第1章 「異次元緩和」に踊る日本経済(高騰する東京都心の不動産価格。果たしてこれはバブルなのか?;日経平均株価2万円。これはバブルなのか?)
第2章 徹底検証!!「異次元緩和」。その功罪とは?(アベノミクスの本丸「異次元緩和」とは、一体どんな政策なのか?;異次元緩和に、果たして効果はあったのか? ほか)
第3章 日本経済の「不都合な」真実(日本はなぜ、デフレから脱却できないのか?;「人手不足」の日本。それなのに、賃金がなかなか上昇しないのはなぜか? ほか)
第4章 世界経済のゆくえ(世界を牽引するアメリカ経済。これからどうなる?;ブレグジットが世界経済や日本経済へ与える影響とは? ほか)
第5章 東京五輪後の日本経済(東京五輪後に、何を残すことができるのか?;東京五輪後、日本銀行の金融政策はどうなるのか? ほか)
著者等紹介
白井さゆり[シライサユリ]
慶應義塾大学総合政策学部教授。1989年慶應義塾大学大学院修士課程修了。1993年コロンビア大学経済学部大学院博士課程修了(ph.D.取得)。1993年から1998年まで国際通貨基金(IMF)エコノミスト。1998年慶應義塾大学総合政策学部助教授を経て、2006年同大学教授。2007年から2008年までパリ政治学院客員教授。2011年4月から2016年3月まで日本銀行政策委員会審議委員。現在、慶應義塾大学教授を務めるかたわら、金融政策の最前線で活躍した経験を活かし、日本経済や世界経済についての様々な情報を国内外に向けて発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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