出版社内容情報
あの名作が谷川俊太郎の手で生まれ変わった
谷川俊太郎の書き下ろし詩集。イソップ童話を題材にした子どもから大人までが楽しめる〈ひらがな詩〉。ユーモアとナンセンス、ちょっとブラックで残酷な物語展開――そして声に出して読みたい七五調の日本語の調べ。それぞれの詩篇は岩波文庫の『イソップ童話集』の収録順に揃えた。全部で30篇+「イソップさん」という序詩がつきます。
谷川 俊太郎[タニカワ シュンタロウ]
著・文・その他
広瀬 弦[ヒロセ ゲン]
イラスト
内容説明
北風と太陽、どっちが残酷?鶴と孔雀、どっちが幸せ?兎と亀、どっちが金メダル?2500年前の古いお話、詩と絵で、新しくよみがえる。
目次
イソップさん
わしとからす
ねことにわとり
きつねとぶどう
きつねときこり
はらぺこぎつね
かえるとおうさま
きたかぜとたいよう
ねことめがみ
さるとらくだ〔ほか〕
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。52年、処女詩集『二十億光年の孤独』を刊行。83年『日々の地図』で読売文学賞、85年『よしなしうた』で現代詩花椿賞、92年『女に』で丸山豊記念現代詩賞、93年『世間知ラズ』で萩原朔太郎賞、2005年『シャガールと木の葉』で毎日芸術賞、08年『私』で詩歌文学賞、10年『トロムソコラージュ』で鮎川信夫賞、16年『詩に就いて』で三好達治賞を受賞。絵本や童話、翻訳も多数
広瀬弦[ヒロセゲン]
1968年東京生まれ。絵本・さし絵などで個性豊かな作品を発表している。91年「かばのなんでもや」シリーズ(作・佐野洋子)で産経児童出版文化賞推薦、2000年『空へつづく神話』(作・富安陽子)で産経児童出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆきち
KEI
けんとまん1007
もちまる
anne@灯れ松明の火