花森安治と『暮しの手帖』

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花森安治と『暮しの手帖』

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093885003
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

暮しを豊かにするために闘った人物に迫る!

NHKの朝ドラで話題となった天才編集者の世界に迫る1冊。
第一章・花森安治の教える「考えるヒント」では、『暮しの手帖』誌上で人気企画となった〈商品テスト〉を含め、花森が調査し批評した上で意見表明したテーマを紹介。今も解決していない事柄もあり、今を見つめるヒントにもなります。
第二章・花森安治を作った時代と人々では、生い立ちから戦後『暮しの手帖』を大橋鎭子と始めるまでの歩みをたどり、花森という人物がどうやって作られていったかを見ていきます。
そして第三章・花森安治の好奇心と世の中では、花森のものの考え方にも話が及んでいきます。
戦時中は国策に利用され、戦後はお上の言うことは信ぜずに独自の姿勢を貫き、日本のあるべき暮しを追求した花森。『暮しの手帖』をこよなく愛していたプロ達が、花森の業績や考え方を分かりやすく綴っています。

山田 俊幸[ヤマダ トシユキ]

岩崎 裕保[イワサキ ヒロヤス]

内容説明

戦後一貫してお上に、最優先すべきは「ゼニ」ではなく、「いのち」だと主張してきた人。そんな「暮し」は今、実現できたのか―。NHK朝ドラで注目。花森安治をこよなく愛するプロたちが綴った、天才編集者の世界。

目次

第1章 花森安治の教える「考えるヒント」(「万人好み」ではなく「私好み」で;「人間だから」で判断しよう;「装釘」という文字 ほか)
第2章 花森安治を作った時代と人々(『帝国大学新聞』と「パピリオ」宣伝と;『暮しの手帖』の原点;伊東胡蝶園での花森と“師匠”佐野 ほか)
第3章 花森安治の好奇心と世の中(花森のものの見方;「アク」「くせ」のないものへ;花森と推理小説 ほか)

著者等紹介

山田俊幸[ヤマダトシユキ]
1947年、新潟生まれ。帝塚山学院大学元教授。2002年、日本絵葉書会を設立。大正文化や紙物文化の保存と研究のため、大正イマジュリィ学会の創立に携わる

岩崎裕保[イワサキヒロヤス]
1948年、名古屋生まれ。帝塚山学院大学元教授。同志社大学法学部政治学科卒業、同大学院アメリカ研究科修了。ニュージーランド学会理事、とよなか国際交流協会理事、(特活)開発教育協会代表理事などを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょこ太

3
今の『暮しの手帳』と昔のは内容が全然違う。いろんなことを調査したりして、すごい本だったんだなぁ。2016/11/30

ゴロチビ

2
登場する人達についての知識が無いせいか、読み終ったのに印象に残るものがほとんど無い。もっと花森安治の魅力が分かるだろうことを期待していたが、そういう本では無いのかもしれない。単に、こちらが抱いていたイメージと違っただけかもしれないが。2016/11/07

templecity

1
花森は連ドラでの演技通り、どこか先まで見据えた腹の座った対応であった。今では当たり前のような顧客への対応の考え方も彼が先取りして行っていって世の中を変えていったのかもしれない。 2017/04/15

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